ASUS T100HA の使い勝手を良くするためのセットアップをしようとして Windows 10 のデスクトップを眺めていて気が付いたことが一つ。
上の図は、T100HAにインストールされて働いているソフトウエアであるWtClock(透明な時計)です。

私の左腕に付けている電波腕時計と比べたら、7秒も進んでいるではありませんか!
このWtClock(透明な時計)は、自作パソコンNo.1常用機にもインストールされているので比べて見たら、やはり7秒進んでいます。
現在の自作パソコンNo.1常用機の設定は
「コントロールパネル」-「日付と時刻」-「インターネット時刻」を開いて、「設定の変更」ボタンをクリック。
サーバーは「time.nist.gov」が設定されていました。
Windows 10 のデフォルトでは「time.windows.com」に設定されているのではないかと思いますが、Windows 8.1 の時に問題があったため変更したものです。
—> パソコンの時計を正確に合わせる(Windows 8.1の例)

ASUS T100HA の「インターネット時刻設定」を設定変更する(ASUS T100HA の Windows 10 での例)
パソコンの時計を正確に合わせる(Windows 8.1の例)の要領で設定を変更します。
簡易的な時刻合わせ・・・1週間に1回
1.「コントロールパネル」-「日付と時刻」-「インターネット時刻」を開く。
2.「設定の変更」ボタンをクリックすると、「インターネット時刻設定」画面が開く。
3.パソコンの時計を正確に合わせる(Windows 8.1の例)の例と同様に、「今すぐ更新」をクリックしてみる。
4.しばらく待つと、「time.windows.com と同期中にエラーが発生しました。 タイムアウト期間が経過したため、この操作は終了しました。」
とエラー終了が表示されたが、その下には、
「時計は 2016/02/06 15:46 に同期しました。」
と、正常終了らしき、訳の分からない表示。・・・Windows 10 でもバグが残っているのでしょうね。
5.「サーバー」のプルダウンで、「インターネット時刻サーバー」を変更する。
6.「time.nist.gov」を選択。
[参考]「time.nist.gov」は、「米国の国立標準技術研究所」のNTPサーバとのことです。
7.「今すぐ更新」をクリックすると、待つことなく、エラーもなく「時計は正常に 2016/02/06 15:55 に time.nist.gov と同期しました。」と表示されました。
8.以上で「インターネット時刻サーバー」との同期の変更設定は終わりですが、「インターネット時刻」タブを見ると、「次回の同期: 2016/02/13 15:55」と表示されていて、このままでは、同期は1週間ごとになっています。
9.パソコンの通常の使い方では、以上の設定のままでOKですが、パソコンに組み込まれているパーツのクロック周波数の精度によっては、1週間先の自動での時刻合わせまでは時計が狂ってくることが考えられます。
もう少し頻繁に時刻を合わせる・・・1日1回
上記の簡易的な設定では、インターネット時刻サーバーとの同期は、1週間ごとです。
近頃のパソコンは時計の精度も良くなってきたので、1週間ごとの時刻合わせでOKでしょうし、時刻の正確さを必要としない使用方法なら1週間ごとで問題はないと思います。
しかし、1週間でズレが大きいパソコンや、時刻の正確さが必要な仕事に使う場合は、もう少し頻繁に時刻合わせしなければならないこともあると思います。
この様なことに対処するために、1週間に1回を、1日に1回の時刻合わせに変更する方法をメモ書きで残しておきます。
ここでは、レジストリを操作しますので、間違えると、パソコンが働かなくなることに至ることもあります。レジストリの操作については自己責任としますので、ご了承願います。
1.「ファイル名を指定して実行」で、「regedit」を起動する。
2.「レジストリ エディター」が開くので、「HKEY_LOCAL_MACHINE」-「SYSTEM」
-「CurrentControlSet」-「Services」-「W32Time」-「TimeProviders」
-「NtpClient」まで展開する。
3.「SpecialPollInterval」のデータが「0x00093a80(604800)」になっているので、この値を書き換える。
「0x00093a80(604800)」は1週間に1回の時刻合わせの間隔の指定。
この「604800」は、「1週間を秒数に換算した数値」とのことなので、この「604800」を「1/7にして」、「86400」に変更すれば、1日に1回の間隔で時刻合わせが行われることになる(筈)。
4.「SpecialPollInterval」の名前をダブルクリックして、「DWORD (32 ビット) 値の編集」画面を表示。
5.表記を「10 進数」にしたら、
「値のデータ」に「604800」と表示されるので、これを「86400」に変更する。
「OK」をクリックしたら、
6.「レジストリ エディター」の「SpecialPollInterval」のデータが「0x00015180(86400)」に変更されている。
7.以上で「レジストリ エディター」を閉じて、パソコンを「再起動」する。
8.パソコンの再起動後に「コントロールパネル」-「日付と時刻」-「インターネット時刻」を開いて確認しました。
「time.nist.gov」と自動的に同期するようになっています。
9.次に、「設定の変更」をクリックしたら、
「インターネット時刻設定」画面が開いたので、「今すぐ更新」をクリックしたら、
「時計は正常に 2016/02/06 16:41 に time.nist.gov と同期しました。」と表示され、「OK」をクリックしたら、「インターネット時刻」画面に戻り、
「次回の同期: 2016/02/07 16:41」
「時計は正常に 2016/02/06 16:41 に time.nist.gov と同期しました。」と表示されており、次回の時刻合わせは、1日後に設定されていました。

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