2018年2月から利用を始めた「メルカリ」ですが、「送料込み」でないと売れにくいし、そのうえ販売手数料が10%ですから、販売後の利益は思ったより少なくなり、侘しい思いをすることがあります。
まあ、「メルカリ」へ出品する物は、不要な物で、捨てるよりはましだという物であり、販売のシステムを利用するのですから販売手数料を支払うのは仕方がないと思うものの、「10%」が少しでも少なくならないかと思っているのは私だけではないでしょう。
「メルカリ」の利用を始めた頃ですが、楽天のフリーマーケットは手数料が「0」(ゼロ)だと見たことはありましたが、初心者が掛け持ちで利用すると、発送などのトラブルを発生する元にもなりかねませんので「メルカリ」だけで続けてきました。
「メルカリ」を利用し始めて約半年。
様子も判り、慣れてきたので「メルカリ」とともに「ラクマ」も並行して利用することにしました。
「ラクマ」を利用し始めた時には販売手数料は「3.5%」。
あれこれと調べていると、販売手数料の違いだけでなく、配送料の違い、売上金振込手数料の違いがあるため、「メルカリ」と同じ物を「ラクマ」へ出品する場合、出品の都度、改めて販売価格を計算しなければならないことが遅ればせながら判りました。
「販売手数料が安い」の宣伝文句だけで喜んでいては、損をしてしまうことがありますよ。
「メルカリ」と「ラクマ」、出品に当たっての違いの比較
2018年10月5日現在での、「メルカリ」と「ラクマ」への出品に当たっての違いを表にしておきました。・・・メモ用紙に書いて机の上に置いていたものです。
メルカリ | ラクマ | ||
販売手数料 | 10% | 3.5% | |
配送料 | らくらくメルカリ便 | かんたんラクマパック | |
ネコポス | 195円 | 200円 | |
宅急便コンパクト | 380円 | 530円 | |
宅急便60サイズ (2kgまで) | 600円 | 800円 | |
宅急便80サイズ (5kgまで) | 700円 | 900円 | |
宅急便100サイズ (10kgまで) | 900円 | 1150円 | |
宅急便120サイズ (15kgまで) | 1000円 | 1350円 | |
宅急便140サイズ (20kgまで) | 1200円 | 1500円 | |
宅急便160サイズ (25kgまで) | 1500円 | 1500円 | |
売上金 振込手数料 | 10000円未満 | 210円 | 216円 |
10000円以上 | 無料 | 楽天銀行宛は無料 その他宛は 216円 |
参考
2つほど出品したとして計算してみます。
出品する物によって利益に差がありますので、「メルカリ」と「ラクマ」とで、利益が同じになるように計算して販売価格を決める必要があります。
どちらの販売価格が高くなるかは、出品する物によって変わります。
「販売価格=3000円 配送=宅急便コンパクト」の例
メルカリへ出品して売れた場合
販売価格 1500円
販売手数料 150円
配送料 380円
売上金振込手数料 1万円を超えるまで振込申請をしない
利益 970円
ラクマへ出品して売れた場合
販売価格 1500円
販売手数料 52円
配送料 530円
売上金振込手数料 1万円を超えるまで振込申請をしない
利益 918円
「販売価格=11000円 配送=宅急便120サイズ」の例
メルカリへ出品して売れた場合
販売価格 11000円
販売手数料 1100円
配送料 1000円
売上金振込手数料 無料
利益 8900円
ラクマへ出品して売れた場合
販売価格 11000円
販売手数料 385円
配送料 1350円
売上金振込手数料 216円
利益 9049円