現在運用中のサイトのテーマは「Simplicity2」を使用していますが、「Simplicity2」のカスタマイズ機能に備わっている「AMP(β機能)」については時々試しているものの、毎回エラーが発生するため、殆ど諦めていましたが、記事の少ない一つのサイトでAMP化の設定をしてみたところ、エラーなく成功しましたので、エラーで失敗するサイトと、エラーなく成功するサイトの環境を比較しながら試してみた結果、エラーとなる原因の一つが判明しましたので、参考になればと思って、メモを公開にしました。
AMP化の設定とエラーの状況
「Simplicity2」のカスタマイズには「AMP(β機能)」の設定がありますので、時々「有効化」して試してみました。
しかし、何回試してみても下図のようなエラーが表示され、失敗してしまいます。
「検証の問題」を見ますと、
と書かれていますが、素人の私には理解できず、その都度、諦めていました。
原因は、プラグイン「WP Fastest Cache Premium」の設定にありました
2018年12月22日のことですが、一つのサイトで AMP化を試みたら、下図のように表示され、AMP化は成功。
続いて、最も AMP化したいサイトを試してみたら、やはりエラー。
AMP化に成功する場合と、エラーとなる場合の環境の違いを調べてみました
AMP化に成功するサイトがあるし、失敗するサイトがあると言うことは、同じテーマ「Simplicity2」を使いながらも、設定されている環境に違いがあるはずだと、カスタマイズの内容を比較しましたが差異は無し。
インストールして有効化されているプラグインを比較したら、
AMP化に失敗しているサイトには、「WP Fastest Cache Premium」を使用しており、
AMP化に成功しているサイトには、「WP Fastest Cache」を使用しています。
「WP Fastest Cache Premium」の設定画面を開いて、「WP Fastest Cache」と異なるところを活かしたり殺したりしてテストを繰り返し、ついに、エラーとなる原因を発見することが出来ました。
下図は「WP Fastest Cache Premium」の設定画面です。
「WP Fastest Cache Premium」の設定画面で「Render Blocking Js:」のチェックを外して Off にする
あれこれと試しているうちに、「WP Fastest Cache Premium」の設定画面で「Render Blocking Js:」のチェックを外して Offにしたら、AMP化でエラーが発生しないことが判りました。
チェックを外して Offにした結果は、
全てのサイトで「AMP(β機能)」を「ON」にする
一件落着です。
現在活きている全てのサイトの「AMP(β機能)」を「ON」にしました。