
ファイル交換ソフト Winny・Share・他による情報流出
ファイル交換ソフト Winny・Share・他による情報流出

昔の人はいいました。「タダより高い物はない」。
Winny、Shareだけではありません。大事なデータが抜き出されて、世界中へ流出することが起こる可能性は十分にあります。「後の祭り」にならないように。
Winnyウイルスに感染した場合は、あなたのパソコンのマイドキュメント内の大事なデータは全て流出したものと思って下さい。
このウイルスを駆除できたとしても、流出したデータは絶対に取り戻せません。
流出したデータがネット上から見えなくなったとしても、ダウンロードした輩のパソコンなどには残っていますし、これを探し出すことは至難之業であり、無理難題です。
流出したデータの内容によっては、あなたの一生を台無しにすることになりますし、台無しになった方もあります。
Winnyを使ったことがあり、Winnyウイルスの感染が心配な場合は、下手な小細工はせずに、パソコンのハードディスク内をクリーンな状態に戻して、OSやソフトを再インストールして、新たにシステムを構築しなおすことをお奨めします。
データの管理は自己責任です。各自で厳重に管理して下さい。
- 情報流出 (1/6) 大事なデータが、Winnyのウイルスによって流出していませんか?
- 情報流出 (2/6) あなたの会社の企業機密情報は流出していませんか?
- 情報流出 (3/6) Winnyだけではありません!
- 情報流出 (4/6) どこまで続く?流出騒動
- 情報流出 (5/6) ウイニー(Winny)だけでなく、シェア(Share)でも情報流出
- 情報流出 (6/6) 性懲りもなく、自らが流出を続ける取締り当局
私が勤務していた会社の近くにあった会社でのことですが、従業員が勤務先のパソコンでWinnyを使って遊んでいてウイルスに感染し、設計図、契約書、見積書、工事の写真などが流出し、その会社では流出したことに気付かず、私が調査してその会社へ連絡し、大騒ぎになりました。
この他、大きな病院でも同様な流出があり、信用を落としてしまいました。
何処へ連絡しても、最初は、「そのようなことはない」との返事があり、連絡した私が情報を盗んだと疑われることが殆どでした。
企業、団体のコンピュータシステムの管理者の方の勉強不足には情けない思いをしましたね。
なお、上記の記事には、ある企業や団体から依頼されて調査した頃の流出騒動の状況が残されています。