先日から、「東京アクセスサポート」のキーワード検索で本サイトを閲覧される方が増えていて、またまた詐欺メールが活動を始めたようだなと思っていたら、案の定、2016年2月16日に、私の所へも舞い込んできました。
「東京アクセスサポート」の文字列が含まれた詐欺メールは今回で2回目です。
前回は2015年11月16日の「株式会社東京アクセスサポート 03-6627-3549」、今回は「東京アクセスサポート 03-6633-8637」。
今回は「株式会社」が無いことと、電話番号が変わっています。
また、今回の詐欺メールには「マイナンバー」の文字が何ケ所かに見えます。
2014年は年末近くまで次から次へと舞い込んできていた詐欺メール。2015年は1通だけでしたが、久しぶりです。
毎日毎日、飽きもせず入ってくるスパム糞メール。
1日に200~300通も入り込むスパム糞メールに対して、私は「迷惑メール対策ソフト SpamDump」・・・(Windows 10でも働いています。)を使用して振り分けて、本文を見ないまま水洗便所へ流しています。
もちろん、詐欺メールも全てが水洗便所へ流されていますが、タイトルだけは見ることにしていますし、先日から「東京アクセスサポート」の文字列に注意していたので、水洗便所の中を掻き分けて取り出してきました。
★皆さん、この様なメールが届いたら、記載された所への電話は絶対にしないで、関係当局へ届けましょう。連絡先は、警視庁 お役立ち情報をご覧下さい。
私は、この様な詐欺メールに対しては、無視しています。
皆さんも、詐欺の被害に遭わないようにご注意を。
ここから下に、詐欺メールの内容を紹介しておきます。
詐欺メール 東京アクセスサポート 03-6633-8637
差出人 | 私のアドレス |
件名 | 【重要】東京アクセスサポートより大切なお知らせ【重要】 |
発信日時 | ヘッダーにDate:情報がないが、ヘッダー内の情報から判断すると 2016/02/16 00:22:34 |
本文 | 【重要】マイナンバーに関わる大切なお知らせの為、必ず最後までお読み頂けます様お願い申し上げます。 ※個人情報保護法に基づき、第三者による貴方様の氏名・住所・電話番号・マイナンバー等の閲覧を防ぐ為、本電子文書へは非公開と致します。 【本人限定:内容証明電子承認文書】 貴方様がご使用されております電気通信端末機器及びインターネットプロバイダを通じ、会員登録状態となっている従量課金制有料サイトの登録確認についてご通知致しました。この度、貴方様が会員登録されている下記サイト運営事業者(以下、原告)より、民事訴訟に関する当組合との最終手続きが完了されました事を併せてご報告致します。 ≪記≫ [原告]株式会社プライムワン(届出番号_都71279296_に) [サイト概要]懸賞、副業、一般ニュース、芸能ニュース、アニメ、ゲーム、動画レンタル、通信販売、電子書籍、投資、ギャンブル、占い、アダルト動画、出会い掲示板、投稿掲示板、オークション、旅行宿泊、リゾートホテル宿泊会員権 以上 原告の訴訟提起としては、 ①現金100万円相当の懸賞報酬受取権放置 ②会員登録料金の未払い ③長期延滞料金の未払い ④会員継続または退会の放置 ⑤アカウント不正放置によるサーバー障害、以上5点が挙げられております。当組合は、訴訟前に双方の事実確認が義務付けられておりますので、貴方様に瑕疵責任の有無を確認する必要があります。◆瑕疵責任が有る場合・・・・原告の主張通り訴訟手続き ◆瑕疵責任が無い場合・・・・原告の主張を取り下げ訴訟停止貴方様に瑕疵責任が無く、何らかの理由で現在に至る場合、当組合より原告へ本件の事情説明を致します。本電子文書を確認されましたら、営業時間内に当組合へご一報頂けます様お願い申し上げます。 ※本電子文書は第三者機関の開封確認機能が設定されております。 尚、本電子文書に対する回答が無い場合は、原告の訴訟提起に従い管轄裁判所にて公判が開始されます。公判日程は裁判所より貴方様の現住所または本籍地または勤務地宛へ、書留郵便が送付されます。 ※裁判を欠席されますと原告の主張通りの判決が下され、執行官立会いのもと、給与、財産(動産・不動産・有価証券)等の差し押さえを含めた強制執行となります。近年、パソコン・スマートフォン・携帯電話等の電子通信機器の急速な発展により、誤操作トラブル、未成年者の決済トラブル、契約者以外への貸与トラブル、契約トラブルが頻発しております。利用者様の知識不足がトラブルの原因となるケースが相次いでおりますので、インターネット等を利用される場合はよく内容を理解した上でご利用下さい。 【マイナンバーに関する注意】 民事訴訟及び刑事訴訟の被告人(訴えられた側)となられた方は、訴訟履歴がマイナンバーへ登録されます。 訴訟履歴がマイナンバーへ登録されますと今後一切記録を消すことが出来なくなります。 ~~お問い合せ先~~ 【東京アクセスサポート】 ・対応部署:第2管理部 ・管理番号:S 55494 ※左記管理番号をお電話にてお伝え下さい。 ・直通番号:03-6633-8637 ・営業時間:10:00~19:00 ※土日祝は対応出来ません。 |
発信IP | from tokyo-info.date (unknown [192.249.72.233]) |
Return-Path | <info@tokyo-info.date> |
詐欺メールだと判定した理由
- 「株式会社プライムワン」なる会社は存在するが、本文に書かれたような事には一切関係ない会社である。・・・会社名を詐称している。
- 私は、パソコン歴34年。あまり自慢にはならないが、これまで、「従量課金制有料サイト」なるものに登録した覚えはない。
但し、認知症の仲間入りしそうな歳になると、「ウッカリ」があるかもしれませんが・・・ - ヘッダーを見ると、差出人が「私のメールアドレス」
本物のメールであれば「差出人の正式なメールアドレス」のはず。 - ヘッダーを見ると、発信IPが「tokyo-info.date (unknown [192.249.72.233])」
「tokyo-info.date」は、私が調査した範囲内では登録がない。
「192.249.72.233」の割当ては、「アメリカ合衆国ヴァージニア州」となっているが、対応するホスト名が無い。 - 3通目の発信時刻は、00:22:34 頃。正式の会社なら、このような夜中にメールを発信することはないはず。
これは 、明らかに、メールのスパム発信プログラムを使用したものと断定する。 - 「マイナンバー」に関わることを、このようなメールで連絡してくることはない。
- 本文の内容が本当なら、この様な重要な内容をメールで送ってくることはないはず。
次から次へと来る 東京アクセスサポート 03-6633-8637 からの詐欺メール
このような詐欺メールは、同じ内容のものが繰り返して来るので、本文を省略したデータを、このページに追加していきます。
件名 | 【重要】東京アクセスサポートより大切なお知らせ【重要】 |
発信日時 | ヘッダーにDate:情報がないが、ヘッダー内の情報から判断すると 2016/02/16 08:28:39 |
発信IP | from tokyo-info.date (unknown [192.249.72.233]) |
Return-Path | <info@tokyo-info.date> |
詐欺メールが来た時は
- 無視しましょう。
- 但し、「件名」を見て、心当たりがあるとか、気になる場合は「本文」を眺めて見ましょう。・・・読むのではありませんよ。本気にせずに眺めるだけです。
- 書いてある電話番号へは、絶対に電話をしないこと。
以後は、メールでなく、電話が掛かってくるようになります。 - メールアドレスが書いてある場合は、絶対にメールを送らないこと。
メールアドレスを拡散され、スパム糞メールが山のように来るようになります。 - 内容を見て、気になるようであれば、警察に届けましょう。
- 書類で郵送されてきた場合は、詐欺とはいえ、告訴の手続きをされると、後の手続きが大変なことになりますので、必ず警察に持参して届け出をして下さい。
詐欺メール関係の記事
詐欺メールは、下記のページでご披露しておきました。
これらの詐欺メールは同一犯の仕業と思われ、警察へ被害届が出て、捜査の対象になるまで、すなわち、被害者が出るまでは内容を変えながら続けて発信するものと考えます。











