2017年5月5日、米軍岩国基地で「第41回 海上自衛隊/米海兵隊岩国航空基地フレンドシップデー2017」が開催されました。
2017年の入場者は主催者発表で21万人。
今年は、有料観覧席を購入しようと思ってチケットぴあのサイトを見たら、今年は「\7,500の写真撮影者用特別有料観覧席」が設定されていて、下記のように書かれていました。
一般有料観覧席は未就学児童は膝上無料、エリア内での三脚及び6インチ以上の望遠レンズ付カメラの使用不可。
写真撮影者用特別有料観覧席は未就学児童は入場不可。
私は280mmのズームレンズ付きのカメラを使用するので、有料観覧席の発売開始の時はパソコンの前に陣取って写真撮影者用特別有料観覧席の購入操作をしたのですが、購入枚数を入力するところまでは問題なく進みましたが、パスワードを入力し終わった時には売り切れでした。
写真撮影者用特別有料観覧席については、主催者である米海兵隊岩国航空基地自体がルールを破ったようなことがありましたので、下記の記事をご覧になり、来年のフレンドシップデーの有料観覧席の発売までに、主催者に抗議して改善してもらおうではありませんか・・・皆さんも協力をお願いします。
米軍、米人は謝ったら負け。絶対に「スミマセン」と言って謝ることはしないので、不合理なまま幕引きになることでしょう。
[参考:2017/06/16追記]写真撮影者用特別有料観覧席の様子が判る写真を借用(https://www.dvidshub.net/image/3358911/jmsdf-mcas-iwakuni-friendship-day-2017)してきましたのでご覧下さい。
発売されたのは100席とのことを聞きましたが、これでは即座に売り切れることは当然。
主催者の米軍岩国基地も、「しまったな」と思って、一般の有料観覧席での長いレンズの使用を暗黙の了解として認めたようだと、この記事を見た方から連絡をもらいました。
このような事では、来年以降は思いやられそうですね。
今年は写真撮影者用特別有料観覧席の確保が出来なかったので、トイレの行列を回避するために一般有料観覧席を確保しておき、トイレでの用足し以外の時は、写真撮影に邪魔物が入らない場所にシートを広げて夕方まで過ごすことに決めて、朝は、7時からの入場時の行列が解消されると思われる頃にCゲートに到着するように、我が家を7時前に出発して、途中のスーパーで昼食を購入し、我が家を出発して20分間の歩きでCゲートへ到着しました。・・・日頃は轟音に悩まされていますが、フレンドシップデーの時は米軍岩国基地が近いのが有難いです。
Cゲートからは有料観覧席の後方まで黙々と歩き、先ずシートを広げて荷物を置きました。
会場へは3人で行きましたので、写真を撮らない1人が荷物の見張り。
私+他1人は9時のショー開始まで、地上展示機を撮影するため、2ケ所の会場を歩き回りました。
当日は万歩計をポケットへ入れて歩きましたが、
我が家~スーパー~Cゲート・・・2,600歩
Cゲート~会場~Cゲート・・・12,500歩
Cゲート~我が家・・・2,200歩
無事に合計17,300歩を歩くことができました。
もちろん、両足のふくらはぎと腰には、事前に経皮鎮痛薬を貼っておきました。
足腰は弱ってくる上に、足先の痺れ。さらにオマケの足のムクミ。ムクミをとるために利尿剤は服用させられているし、トイレの無い所を長時間(長くても1時間程度)歩くことは至難之業になりました。
午前中は薄曇りだったものの、午後は超快晴。
タオル2枚で頬かむりしていたのですが、夕方帰宅してみたら、顔はタコ坊主のように真っ赤っか。1週間も経たないうちに顔の全面が脱皮してしまいました。
なお、4日の前日の練習も見に行きましたので、簡単ですが別記事にして紹介します。
「第41回 海上自衛隊/米海兵隊岩国航空基地フレンドシップデー2017」の目玉
今年は、来年以降のフレンドシップデーでは見ることが出来ないものがありましたので、最初に紹介しておきます。
2017年度で全機が退役する 海上自衛隊の US-1A
5月5日現在、残る1機のUS-1A「9090」号機が飛行しました。
フレンドシップデーでUS-1Aを見ることが出来るのは今年が最後です。
展示場です。
飛行後の点検です。
何年か前のフレンドシップデーで、配備されたばかりの「9090」号機が飛行したのを写真に撮っています。
このサイトの中に記事がありますので、お探し下さい。
BREITLING DC-3 WORLD TOUR (ブライトリング DC-3 ワールドツアー)の途中で立ち寄った、往年の名機 DC-3
ブライトリングDC-3は、今年、建造から77年目を迎えることを記念して、世界を一周するワールドツアーを実施中。(私は、今年、76歳になる後期高齢者ですが、冥土へのツアーを予約済みです。)
日本へは、4月27日に鹿児島空港へ到着し、5月1日に米軍岩国基地に到着。
5月5日はフレンドシップデーで展示され、5月6日には神戸空港へ向かいました。
フレンドシップデーでの展示の様子は下記の記事をご覧下さい。
BREITLING DC-3 WORLD TOUR (ブライトリング DC-3 ワールドツアー)のDC-3の航跡は下記の記事をご覧下さい。
2017年3月3日に全機が除籍された 海上自衛隊の MH-53E
MH-101に入れ替わり、お役御免になったMH-53Eです。
正式の展示ではありませんが、「8625」と「8631」の2機が道路の傍に置いてありました。
気付かれた方は幸運です。
【2017/06/12追記】下の写真の「8629」と「8630」の2機のMH-53Eですが、2017年6月9日に、米軍岩国基地でC-5M Super Galaxyに積み込まれて、アメリカへ運ばれたようですね。
Super Galaxy transports retired Japanese helicopters [Image 2 of 15]
AV-8B+ ハリア
昨日の練習時のアクシデントには関係なく、飛ぶだけは飛びました。
地上展示機は、全身の撮影を忘れていました。
部隊のローテイションで岩国へ来ていたVMA-311のAV-8B+ハリアは間もなく米国へ帰ります。
岩国には、既にVMFA-121のF-35Bがいますので、今後はAV-8B+が来ることはないような気がします。
なお、フレンドシップデー前日の練習の時、滑走路へ何台もの消防車が集まった後に着陸の指示が出て、着陸したら直ちにパイロットが降りてきましたが、何かアクシデントがあったのでしょうね。・・・緊迫した時間でした。
また、練習の時は、空中給油の練習でKC-130は2本のホースを伸ばしていましたが、5日はAV-8B+は参加していなくて、1本のホースの後にはF/A-18が追っかけていました。・・・AV-8B+は前日の後遺症の影響でしょう。
【2017/06/12追記】VMA-311のAV-8B+ハリアは6月2日に米国へ引き上げたようですね。
その後は、「キーン」といった甲高い音が聞こえなくなりました。
AV-8B+ハリアはこれで見納め。
今後の駐留はF-35Bの部隊とのことです。