この時計は、2017年2月13日に撮影したものであり、現役で働いています。
この時計は、我が家を建てた昭和44年(1969年)の夏に購入したものであり、今年は2017年ですから、47年間も黙々と時を刻み続けている現役の時計です。
メーカーは「NATIONAL」。当時の社名は、「松下電器産業(株)」。
この時計には、商用電源の周波数 60Hz に同期して回転する同期モーターが使用されており、AC100Vのコンセントから電気を供給しています。
購入してから現在まで、中国電力の60Hzのお世話になっていますが、途中、1977年12月~1982年3月の間は岐阜県へ引っ越していたので、中部電力の60Hzで使用していました。・・・この時計は、50Hzでは使い物になりません。
電力会社の周波数は正確で、その時その時の周波数は60Hzからずれていることがありますが、補正しているので長いスパンでみれば、非常に正確であると聞いています。
従って、この時計には、進めたり遅らせたりする調節を行うものは付いていなくて、現在の時刻を合わせるためのノブが付いているだけです。
停電や、AC100Vのコンセントからプラグを抜いた場合は時刻合わせをしなければなりませんが、購入してから47年間で、停電など以外で時刻合わせをしたことがありません。
岐阜県の工場へ転勤の時も持って行きましたが、周波数は60Hzで同じため、そのまま使うことが出来ました。
この時計は、これから何年間働き続けるのでしょうか?
私とどちらが長生きするか楽しみです。
[2017年2月25日 記]