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サイトのSSL化 (http → https) (2/3) サブドメインのサイトを簡易的な方法でSSL化

4.テーマ「Simplicity」の「内部URLをSSL対応」機能を有効に設定

私はテーマに「Simplicity」を使用していますので、Simplicityの「外観→カスタマイズ」の「その他」項目から「内部URLをSSL対応」機能を有効に設定しました。

Simplicityの「簡単SSL対応」機能を用いてサイトをSSL化する方法
SSL対応(HTTPS化)するとき何が面倒くさいって、混在コンテンツ対応です。混在コンテンツとは、サイトをSSL化したときに、完全にSSL対応にならない状態のことです。完全対応している場合は、Firefoxではこんな感じで表示されます。Ch

5.「安全でないスクリプト」を探して、不要なものは削除する

もう一つ問題が残っています

https://kintaikyo.iwakuni.info/ のサイトをご覧になった方は気付かれたことと思いますが、もう一つ問題が残っていました。

X印が付いたマークが表示されています

https://kintaikyo.iwakuni.info/ のサイトを開いたら、URL表示欄の右端に、下図のようなX印が付いたマークが表示されています。

私には、このマークが何であるかが判らないので、マークを試しにクリックしてみました。

安全でないスクリプトを読み込む」とありますので、これも試しにクリックしてみました。

すると、下図のように「保護されていません」と表示されてしまいました。


それでは、何が「安全でないスクリプト」なのかを調べることに。


https://kintaikyo.iwakuni.info/ のサイトを開いたままで、Chromeの「デベロッパーツール」を開き、「Console」タブを開いてみたら、Mixed content」(混在コンテンツ)と表示されており、「ASPアクセス解析のカウンタ表示」が安全でないと認識されています。

「ASPアクセス解析のカウンタ表示」は「http」では下図のように表示されていたものですが、「https」では安全でないとして表示はされなく、X印が付いたマークが表示されているようです。

「ASPアクセス解析のカウンタ表示」を削除してみました

X印が付いたマークは消えました。

これで1件落着。

6.Google Search Console に「https://kintaikyo.iwakuni.info/」を登録

Googleの Search Console に「https://kintaikyo.iwakuni.info/」を登録しておきましたので、当分の間、様子を見ることにします。

 

7.「X印が付いたマーク」、すなわち「安全でないスクリプトが含まれている」と表示される記事が多発するため、プラグイン「Search Regex」を使用して一括置換

YouTubeの動画の埋め込みコードの「http://www.youtube.com/~」を「https://www.youtube.com/~」に修正

「簡易的な方法でのサイトのSSL化 (http → https)」については設定を終わり、私が運用中である他のサイトも同じように実施してみました。

しかし、ある一つのサイト(岩国市田舎村昆虫館)において、「X印が付いたマーク」、すなわち「安全でないスクリプトが含まれている」と表示される記事が多発するため調査してみたら、YouTubeの動画のコードを埋め込んだ記事だと判明しました。・・・YouTubeの動画部分は空白になっています。

私が運用しているサイトの記事では、補足説明用として自分で動画を撮り、YouTubeへアップロードした上でコードを埋め込んでいますので、「X印が付いたマーク」を無くすには、2600ページ超に及ぶ記事を確認して、コードを削除するか、修正する必要がありますので、何が原因かをテストしながら調べてみました。


原因が判りました。

動画の埋め込みコード内のURLが「http://www.youtube.com/~」だったことです。これをhttps://www.youtube.com/~」に変更したら、「X印が付いたマーク」が無くなり、動画も表示されるようになることが判りました。

「盾にX印が付いたマーク」、すなわち「安全でないスクリプトが含まれている」が表示されるのは

2600ページを超える全てのページを確認して、「盾にX印が付いたマーク」の表示に気が付き次第ここに追加して、サイトの修正を進めていきます。

  • YouTubeの動画埋め込みコード・・・コードの「http」を「https」に変更してOK
    上記を参照。
  • Amazonの商品リンク・・・コードの「http」を「https」に変更してOK

プラグイン「Search Regex」を使用して、YouTubeの動画埋め込みコードなどの「http」を「https」に一括置換

「YouTubeの動画埋め込みコード」や「Amazonの商品リンク」などの「http」から「https」への変更は、何ページかを自分の手で試してみて、問題なさそうだと判断したら、プラグイン「Search Regex」を使用して一括置換しました。

【一括置換の例】

http://www.youtube.com」→「https://www.youtube.com」
http://rcm-fe.amazon-adsystem.com」→「https://rcm-fe.amazon-adsystem.com」


Search Regex」の簡単な使い方は、下記の記事をご覧下さい。

WordPressのプラグイン「Search Regex」を使用してサイト内の文字列の一括置換
「2017年10月にリリース予定の Chrome 62 は SSLで保護されていないページの入力フォームに対して『安全でない』と警告」とのニュースを見ました。 私が運用しているサイトはSSL化しないまま運用してきましたが、このニュースを見て...
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