2015年3月24日現在の自作パソコンNo.1(常用機)には、16GBのメモリと、512GBのSSD、3TBのHDDを組み込んでいますが、2000ページを超える本サイトの再編集の時には、ホームページビルダーで約60ページを同時に開いて作業することもあり、動作がギクシャクしてしまい、作業中に応答しなくなり、ホームページビルダーが落ちてしまうことが度々あります。
メモリは16GBで一応は自信を持っているのですが、仮想メモリ(ページングファイル)を使っているからでしょうかね?
HDDが仮想メモリに使われれば動作がギクシャクして遅くなるのは当然だと思います。
幸いなことに、自作パソコンNo.1(常用機)には、Cドライブとして512GBのSSDを使用していますので、このSSDを仮想メモリとして使用するように設定してみることにしました。
仮想メモリをSSDに設定する
この設定は Windows 8.1 の時に実施しましたが、Windows 10 でも同じ要領で設定しています。
1.「コントロールパネル」-「システムの詳細設定」を開く。
2.「詳細設定」画面の「パフォーマンス」部の「設定」をクリックする。
3.「パフォーマンスオプション」画面が開くので、「詳細設定」タブを開く。
4.「仮想メモリ」部の「変更」をクリックする。
「仮想メモリ」画面が開き、「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」にチェックマークが付いている。
5.「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックマークを外す。
6.「仮想メモリ(ページングファイル)」として設定可能なドライブが選択可能になるので、SSD、この例の場合はCドライブを選択する。
★「仮想メモリ(ページングファイル)」のサイズを「システム管理サイズ」にするのなら設定は以上で終わり。
但し、「システム管理サイズ」にすると、「断片化」すると聞いたような気がするので、「カスタムサイズ」を設定することにしました。
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7.次に、「カスタムサイズ」にチェックを付ける。
「初期サイズ」と「最大サイズ」の入力欄が現れる。
8. 「初期サイズ」と「最大サイズ」をどれくらいに設定するかであるが、この画面の下の方に表示されている「推奨値」(・・・この例では、5616MB)を設定してみることにしました。
9. 「初期サイズ」と「最大サイズ」を入力後に、「設定」ボタンをクリックする。
10.「OK」をクリックすると、「システムのプロパティ」の確認画面が表示されるので、「OK」をクリックする。
11.「パフォーマンスオプシッョン」画面が表示されるので、「適用」-「OK」をクリックして設定は完了。
12.パソコンを再起動する。
【結果は???】
このページで紹介しています仮想メモリ(ページングファイル)の設定変更は、2015年3月24日に実施しました。
設定変更後、直ちにテストしてみましたので、テスト結果を披露しておきます。
現在、岩国市田舎村がらくた情報館(1号館)の全面的な再編集を進めていますが、ホームページビルターで、同時に何ページまで開けるか簡単に試してみました。
従来は同時に約60ページくらい開くと動作を停止していましたが、同時に100ページ開いてもOK。動作も問題なく、サクサクと動くようです。
何ページくらいまで動作するか、少しずつファイル数を増やしてテストしたいところですが時間的な余裕がないので、次に、130ページを同時に開いてみましたら、さすがにストライキに突入。
ページングファイルのサイズを増やせばOKかもしれませんが、100ページを同時に開くことはないので、この設定で使用してみることにします。
SSDをお使いの方は、試してみて下さい。 試してみる価値はあります。
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【その後のテスト結果は???】
上記のテストの後、ページングファイルのサイズを10000MBに設定して、
130ページ分のファイルを同時に開いてみました。
見事にホームページビルダーはエラーを発生!
130ページを開くことは、ホームページビルダーとしては想定外のことで、ビックリして、腰を抜かしたものと思われます。
ページングファイルのサイズを推奨値の5616MBに戻しておきました。