デル・プラド・ジャパン社 (Del Prado Japan Co.) 倒産
デル・プラド・ジャパン社は、フジサンケイグループの扶桑社から常識外れとしか考えられない無理難題を押し付けられ倒産に追い込まれました。 ザ・バウンティ号だけでなく、ドールハウスなどの読者は大迷惑を蒙りましたが、扶桑社から読者へは何らの連絡もなく知らんふり。
この時の大騒動の状況は、デル・プラド・ジャパン倒産・・・購読者の叫びをご覧下さい。
訃報
デル・プラド・ジャパン社 (Del Prado Japan Co.) 倒産 (Bankruptcy)
ザ・バウンティ号はデル・プラド・ジャパン社の倒産により、第21号と言う若さで2004年11月24日に息を引き取りました。
ザ・バウンティ号の告別式
デル・プラド・ジャパン社の帆船模型 ザ・バウンティ号の製作を2004年7月11日に開始し、第96号までの2年間、自分自身の尻をたたくためにもと思ってこのページを造り、帆船模型 ザ・バウンティ号のリンク集、帆船模型 ザ・バウンティ号情報交換ボードも設置して頑張っていましたが、デル・プラド・ジャパン社の倒産病ウイルスに負けてしまい、第21号と言う若さで2004年11月24日に息を引き取りました。
これまでご覧頂いた方には感謝申し上げます。
ザ・バウンティ号については、第21号の姿で棺桶に入れて、火葬場へ送る予定ですが、万一、あの世に行った後に息を吹き返したと言うことになっては後の祭りですから、暫く棺桶にいれたまま寝かせておきます。
今思えば、せめて船体の外板を貼り終えるまで寿命があれば、最期の姿を見届けることも出来たのですが、今の状態では、私にはこれ以上育てる自身がありません。
万事窮す。手も足も出ないダルマ。
ただ一つの収入である年金は既に崩壊。
デル・プラド・ジャパンは倒産。
私の小遣いはザ・バウンティへのムダ遣いで破産。
愚痴を言っても時間は取り戻せませんので、ザ・バウンティ号に関しては、なにかの異変をささやかに祈りながら一応このページで幕引きとし、今日からは航空機フアンに変身します。
最後に入棺前の姿をご覧下さい。
まもなく出棺し、火葬場へ向かいます。
ご愁傷様でした。
追悼の辞
なお、11月6日以降、色々な情報で迷いましたが、以下に纏めておきます。
出所サイトのURLを書いておきますが、ニュースであり、リンクも切れると思いますので内容を引用して掲載します。(引用先のサイト様へ・・・不都合があれば削除しますのでご連絡願います。)
最初に、デル・プラド・ジャパンを倒産に陥れた悪の枢軸、フジサンケイグループ「扶桑社」の祝辞です。
扶桑社 |
2004/11/6 |
http://www.fusosha.co.jp/delpra/041106.html |
日頃は、『週刊デル・プラド コレクション』をご購読いただき、誠にありがとうございます。 さて、弊社は『週刊デル・プラド コレクション』の発行元であるデル・プラド・ジャパン株式会社との間で結んでおりました販売に関する契約を、今般解除いたしました。 つきましては、弊社は十一月十一日発売号以降の下記コレクションを供給することができなくなりました。 ご愛読いただいておりますお客さまには、多大なご迷惑をおかけしますが、ご不明な点などございましたら、下記フリーダイヤルにてお受けいたします。 なにとぞご理解、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 |
以下は、弔辞です。
デル・プラド・ジャパン |
2004/11/6 |
http://www.delprado.co.jp/ |
重要なお知らせ 読者の皆様へ 2004.11.06時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は『デル・プラド コレクション』に格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。 この度、弊社の発売元であります株式会社 扶桑社より、販売に関する契約が終了した旨のご案内が告知されましたことを、まずはご報告致します。 お客様に多大なご迷惑と混乱を招きました事を、心よりお詫び申し上げます。 11月11日発売号以降の販売等詳細に関しましては、下記お客様の定期購読方法によって、それぞれのボタンをクリックし、ご一読いただきますようお願い申し上げます。—————————————書店で定期購読をお申込の方 2004.11.06平素は『デル・プラド コレクション』に格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。 この度は、弊社販売方法の変更に伴い、お客様へ突然のご案内がございまして、混乱を招きましたことを、心よりお詫び申し上げます。弊社と致しましては、お客様へ商品を継続してお届けすることを第一に考え、現在新しい発売方法につきまして準備中でございます。この件が明確になり次第、(弊社ホームページ及び、書店様への連絡等にて)ご報告させていただきます。今しばらくのご猶予をいただきたく、お詫びとともにお願い申し上げます。また、来週(11月11日木曜発売号)以降のお届けに、遅延が発生する恐れがございますが、出来る限り早くお客様へ(書店様経由)お届けする準備をしておりますので、ご理解ご了承いただければ幸いでございます。なお、お客様へは早速にご連絡申し上げ、ご了解をいただくべきところ、諸般の事情によりご連絡が遅れてしまいました点、深くお詫び申し上げます。何卒ご理解ご容赦下さいますようお願い申し上げます。今後とも弊社製品をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。 ご不明な点がございましたら誠にお手数でございますが、弊社カスタマー コンタクトセンターまでご連絡いただきますようお願い致します。—————————————デル・プラドにて直送定期購読をお申込の方 2004.11.06平素は『デル・プラド コレクション』に格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。 この度、他社ホームページ及び一部の新聞等にて、お客様へ突然の販売に関するご案内がございました。この件に関しまして、お客様に混乱を招きましたことを、心よりお詫び申し上げます。 今回のご案内は、書店様経由で定期購読をお申込になっているお客様を対象としておりますので、弊社デル・プラドにて直送定期購読をされている方への商品お届けは、これまで通り発送させていただく予定でございます。 今後とも弊社製品をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。 |
exite 本のニュース |
2004/11/8 |
http://www.excite.co.jp/book/news/00021099882351.html |
デル・プラドシリーズが突如発売中断!?
飛行機や戦車、クルマのフィギュアなどを週刊で発売し、ディアゴスティーニと並んで人気のデル・プラド コレクション。テレビCMでもお馴染みですね。毎回楽しみに集めている人も多いでしょう。そのデル・プラドシリーズが、なんと突如として発売「中断」してしまった! まずは11月5日(金)に本シリーズの発売元となっている扶桑社から、書店に向けて「デル・プラド社と扶桑社は販売契約を解除したため、今後一切の商品を出さないことになった」という案内が発信された。すべてのシリーズが途中で急遽休刊という、なんとも中途半端な事態。 |
新文化 |
2004/11/11 |
http://www.shinbunka.co.jp/kakolog.htm |
扶桑社、パートワークの刊行を中止
扶桑社はカーコレクションなどのパートワーク分野で販売提携していたデル・プラド・ジャパンに債務不履行などの契約違反があったため、11月5日付で業務提携契約を解除。11日発売予定のシリーズ7点の刊行中止を余儀なくされた。扶桑社では読者への対応窓口として、コールセンターを6日に立ち上げ対処している。書店については、同社販売部が対応している。返品についてはフリー入帳で受け付けている。 |
文化通信 |
2004/11/22 |
http://www.bunkanews.co.jp/headline.html |
デル・プラド社、南野正治社長に聞く。11月号は直接購読者へ。継続刊行、販売を模索中。 (2004-11-22,2004-11-22,2段,4面) |
帝国データバンク倒産情報 |
2004/11/24 |
http://www.tdb.co.jp/tosan/jouhou.html |
パートワーク(分冊百科)出版業 デル・プラド・ジャパン株式会社 破産宣告受ける 負債55億6000万円デル・プラド・ジャパン(株)(資本金2億600万円、千代田区神田錦町3-17、代表南野正治氏、従業員23人)は、東京地裁へ自己破産を申請、11月24日に同地裁より破産宣告を受けた。当社は、2000年(平成12年)11月にEDICIONES DEL PRADO S.A.(スペイン)が、日本での事業展開を目的に設立した、パートワーク(分冊百科)と呼ばれる出版物の制作業者。ミニチュアコレクション付の週刊誌“デル・プラドコレクション”を中心とするパートワークは、購読者がシリーズを集めると、そのジャンルの百科事典が出来上がるというもので、同分野で“デル・プラド”は、“デアゴスティーニ”(イタリア)と並ぶ存在として知られていた。当社が、企画・編集・マーケティングを担当し、2001年4月に「週刊デル・プラド カーコレクション」を発売したのを皮切りに、これまで「レーシングカー」、「消防車」、「鉄道」、「航空機」など約15シリーズを取り扱い、2004年3月期(変則決算による6ヶ月実績)には年売上高約19億4200万円をあげていた。男性層を中心とした国内のコレクターをターゲットに販売し、相応の知名度を確保しつつあったが、今年11月初旬に業務提携先の大手出版社が、当社の債務不履行を理由に契約を解除したことが明らかになり、動揺が広まっていた。負債は約55億6000万円。 |
ITmedia News |
2004/11/24 |
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0411/24/news091.html |
デル・プラド・ジャパン、破産宣告 分冊百科で知られるデル・プラド・ジャパンに破産宣告。大手出版社の契約解除で動揺が広がっていた。帝国データバンクによると、東京地裁は11月24日、分冊百科で知られるデル・プラド・ジャパンの自己破産の申し立てを認め、同社に破産宣告した。負債は約55億6000万円。同社はスペインEDICIONES DEL PRADOが2000年に国内事業を展開するために設立。ミニチュア付き「デル・プラドコレクション」を発行し、これまで「レーシングカー」「消防車」など約15シリーズを展開。2004年3月期の売上高は約19億4200万円だった。だが今年11月初旬、業務提携先の扶桑社が、デル・プラドの債務不履行を理由として契約解除を発表、「マイドリーム ドールハウス」「クラシック・カフェ」など7シリーズの販売を取りやめ、動揺が広がっていた。同社サイトは現在「調整中」として事実上の閉鎖状態。発売中の分冊百科の続刊については不明だ。 |
新文化 |
2004/11/24 |
http://www.shinbunka.co.jp/ |
デル・プラド・ジャパンに破産宣告、負債は55億6000万円
11月24日、東京地裁に自己破産を申請、同日に破産宣告を受けた。帝国データバンクによると、負債は約55億6000万円。同社は2001年4月創刊の「週刊デル・プラド カーコレクション」を皮切りにパートワーク(分冊百科)を専門に刊行してきたが、販売を代行していた扶桑社が債務不履行を理由に11月5日付で契約を解除していた。 |
文化通信 |
2004/11/24 |
http://www.bunkanews.co.jp/sokuho.html |
デル・プラド・ジャパン、東京地裁に自己破産を申請。負債総額は約60億円と見られており、11月22日に全社員に解雇通知が出されている。 |
NIKKEI NET |
2004/11/25 |
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1D2500Q% 2025112004&g=S1&d=20041125 |
デル・プラド・ジャパン、東京地裁から破産宣告
分冊百科出版のデル・プラド・ジャパン(東京・千代田)が24日付で、東京地裁から破産宣告を受けていたことが25日明らかになった。民間信用調査会社によると、負債総額は約55億6000万円。 航空機や戦車、レーシングカーなど雑誌と模型を組み合わせた出版物を中心に販売していた。マニア向け商品だったために売り上げ増につながらず経営が悪化した。 |
gooニュース |
2004/11/25 |
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/keizai/20041125/20041125ib05-yol.html |
模型付き雑誌発刊のデル・プラドが破産
民間信用調査機関の東京商工リサーチは25日、出版物輸入販売のデル・プラド・ジャパン(本社・東京)が東京地裁に自己破産を申請し、破産宣告を受けたと発表した。 |
上記以降の情報は内容を省略しますので、掲載元のサイトをご覧下さい。
㈱東京商工リサーチ |
http://www.tsr-net.co.jp/topics/sokuho/level_4/name1148.html |
>債権届出期間は12月24日まで、債権者集会は17年3月2日午後1時30分より開催 |
日経ベンチャー 経営者クラブ |
http://smallbiz.nikkeibp.co.jp/free/RASHINBAN/20041125/105598/ |
>債権届出期間は12月24日まで、債権者集会は17年3月2日午後1時30分より開催 |
ザ・バウンティ号の答辞
最後に、棺桶の中の、「ザ・バウンティ号」の声をお聞き下さい。
デル・プラド・ジャパン社を倒産に追い込んだ憎き扶桑社へ、幽霊になって永遠に祟りを送り届けてやるぞ。
?朗報かな?
帆船模型 ザ・バウンティ号情報交換ボードで皆さんからの情報を拝見しました。
書込み頂いた色々な情報などから、私は私なりの結論を出しました。
倒産したデル・プラド・ジャパン社には経営上の責任があります。
ザ・バウンティ号を発売した扶桑社には顧客に対する道義上の責任がありますが、全く責任感は見えません。
顧客無視に対しては怒りを感じますが、個人の力ではどうにもなりません。
扶桑社のような顧客無視の会社を相手にしてもしかたないので、この怒りは永遠に持ち続けることはしますが、これまで投資してきたザ・バウンティ号をムダにすることなく、怒りを込めて、なんとか生き返らせようと言う気になりました。
棺桶から取り出して、次ページの生き返ってくれ!ザ・バウンティ号で再出発しようと思います。
(2004年11月30日追記)
告別式は終わりましたが・・・
滞りなく告別式を終わりましたが、帆船模型 ザ・バウンティ号情報交換ボードへの皆さんの決意を拝見し、このまま火葬場へ送る訳にはいかないよと、私も「ザ・バウンティもどき」でも良いから自分なりに続けることにしました。
どこまで続くか、出来栄えはどんなかは判りませんが、次ページから続きを掲載します。
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