展示されていた作品は2ページに分けて紹介してあります。
皆さんの自慢の力作をご覧下さい。
今年は、展示されていた船を全て(?)撮影し、皆さんにご紹介します。
昨年は細かい所を撮影して紹介させて頂いています。
帆船模型製作中の方で、何か資料になるものをとお探しの方は、2005年 周南帆船模型同好会 帆船模型展のページもご覧下さい。
昨年、凄まじさで圧倒された全長1.8mの巨大な帆船模型! 今年もお目に掛かれました。
昨年は隅々までじっくりと眺め、細かい個所の写真も撮影しましたが、今年は、一旦は腐りかけた脳裏に羨ましさだけが残っており、さっと通り過ぎました。
誠に恥ずかしいことですが、少しだけ裏話を。
昨年の帆船模型展で見てから、この迫力が頭から離れず、私の次の帆船模型は、これに負けない大きな物をと決意しました。
私が作るには資料がなくては到底無理な話。
前回作ったThe HMS Bountyならイギリス(?)の出版社からの輸入書である「The Armed Transport Bounty」には図面がある。
これを現在の2倍、すなわちスケール1/24で作れば全長は1.7m。
これなら迫力満点だと、近所のスーパーのコピー機を使って、スケール1/24の原寸の図面を用意しました。
この決意を挫折してはならじと、10月初めに帆船模型 バウンティ号製作専用限定掲示板で決意表明。
¥100ショップでキールにする材料を買い、次はフレームにする材料探し。ムダの少ない合板の細切れ材もみつけました。
道具も、模型用の道具では間に合いそうになく、DIY店でジグソーや、簡易型の木工旋盤もどきも見当をつけました。
寒くなったら家の中で少しずつ始めようかと意気込んでいたのですが、なんと、11月末に64年間大事に育ててきた脳味噌が腐敗。
目が完全に元に戻るのは無理だろうとの宣告にガックリして、気力喪失。
図面は捨ててしまい、キール用の材料は他へ転用。一番肝心な予算は、デジタル一眼レフカメラに化けてしまいました。
その後、悪運が強かったのか? 運が悪かったのか? 味噌の掻き混ぜが行き届いたのか?
自分では、記憶力を除いて一応元に戻ったと思っているのですが、スケール1/24の帆船模型作りの気力だけが戻ってくれません。
しかし、帆船模型作りは諦めていませんので、倒産した(させられた)デル・プラドのThe HMS Bountyの22号(?)までを捨てようかなとお考えの方はお譲り下さい。