ここは、「元祖・田舎村」がメルカリで販売した「サポナリア・バッカリア(道灌草)の種」のフォローのために、種蒔き~採種の間の状況をメモ書きしている日記です。
「サポナリア・バッカリア(道灌草)」を種蒔きしている所は
「サポナリア・バッカリア(道灌草)」を種蒔きしたした所は、山口県の東部、岩国市です。
下の地図の「拡大地図を表示」をクリックして、大きくしてご覧下さい。
- 瀬戸内海の沿岸です。
- 台風が西側を通過する場合は東側からの風が強烈で、庭木は潮風で葉が黒くなることがあります。
植木鉢は引っくり返るし、「サポナリア・バッカリア(道灌草)」などは、手当をしておかないと、風で薙ぎ倒されてしまいます。
屋根の瓦が飛んだり、引っくり返ったり、金属製の雨戸が吹き飛んだこともありました。 - 北東側には、瀬戸内海を埋め立てて面積が約2倍になり、極東最大になった米国海兵隊岩国航空基地があり、轟音を轟かせています。
基地の滑走路を使った岩国錦帯橋空港から羽田空港、那覇空港へ向かう全日空機が窓から見えます。 - 当地の気候は、全国の天気予報では、「山口」ではなく「広島」を参考にして下さい。 広島より暖かいです。
- 一冬に雪が1回か2回くらい5cm~10cmくらい積もりますが、翌日の夕方までには融けます。 霜が降りることは度々ありますが、「サポナリア・バッカリア(道灌草)」は耐えています。
2018年9月中旬 種蒔きする準備をしました
種蒔きする庭の畑部分に、生ゴミの腐らせたものを入れ、油粕と苦土石灰を混ぜ込んで準備をしました。
参考:我が家では、20数年前(忘れてしまいました)でしたか、市役所からの補助で購入した生ゴミを腐らせる巨大なボックスを据えていますが、何年か前から、アイリスオーヤマの「生ゴミ醗酵促進防虫脱臭剤」を振りかけて処理し、秋の種蒔きや球根の植え付けの前に畑部分に埋め込んでいます。ボックスの中はミミズが湧いていますが、ミミズの糞は土のためには良いものですから殺虫剤などはかけずに大事にしています。土はフワフワしていますよ。
2018年10月9日 種蒔きしました
お送りしました北海道の方からですが、
●春に種蒔きする。
●半分は秋に屋内に種蒔きし、残りの半分は春に種蒔きしてみる。
などのコメントを頂いています。
2019/07/14追記
我が家に残しておいた「サポナリア・バッカリア(道灌草)」です。
下の写真の種の部分をA4サイズの用紙に拡大印刷して数えてみたら、718個ありました。
2袋弱といったところです。
「メルカリ」出品した種は、割れたものなどは取り除きましたが、我が家に残っているものは、メルカリへ出品した残り物で、未熟で茶色いもの、黒い皮が剥がれたもの、割れたもの、形が丸くなくいびつなものが含まれています。
球根を植える場所を確保しておかなければなりませんので、種蒔きする広さは、残念ながら 65cm x 170cm しか取れませんでした。
2~3日前から種蒔き部分に散水して湿らせておきました。
ここに、約8cm間隔で、指で深さ1.5cm位の穴を掘り、2~3粒ずつ蒔いて、蒔き終わったら穴を土で埋めておきました。
約8cm間隔では一面が隙間なくピンク色になって綺麗ですが、狭すぎるようです。 15cm~20cm間隔でよいと思います。
2019/06/19追記
また、発芽率が高いので、1つの穴に2~3粒では多過ぎます。
半分以上は間引くことになり、モッタイナイです。
1つの穴に1~2粒くらいで良いと思います。
もしも発芽しない所があったら、近くに1粒ずつ追加して埋め込んでおけばよいでしょう。
2019/08/12追記
穴は全部で約120ケ所。
1つの穴に1粒ずつでも良いかもしれませんが、100%の発芽は無理なので2~3粒ずつにして、発芽してから間引きます。
種を蒔いた後は、たっぷりと散水しておきました。
これから芽が出るまでは、土が乾かないように、毎日、散水を続けます。
なお、種蒔きした所は、芽が出て大きくなった時に倒れないようにするためと、当面は、猫が入り込んで掘り返し、強烈な悪臭を放つ糞を置いて逃げるのを防ぐために、網目が10cm間隔のネットを張っておきました。
ネットは毎年の使い回しで、ツギハギだらけです。
ネットは100円ショップで購入したものです。
ネットは、背丈が伸びるに従って上へずらします。(背丈が伸びるに従って葉が茂り、このネットを上へずらすのは至難之業になるため、このネットを上にずらすのは止めて、網目が20cm間隔のネットを上側へ追加します。)
背の高いものは支柱を立てるようにとの説明をみかけますが、何しろ本数が多いため、我が家は支柱代で破産したとなっては誠に恥ずかしいので、ネットを張ることを考えつきました。
但し、種蒔きする間隔が狭いと、10cm間隔のネットでは狭すぎるようで、成長に従って持ち上げる時に苦労します。
10cm間隔のネットは背が低い時に使用することにして、その上に張った20cmのネットだけを上にずらせるのがよさそうです。
余談ですが、当地はアルゼンチンアリが日本へ初上陸したと言われている広島県廿日市市から割と近く、我が家も近所もアルゼンチンアリに占領されてしまい、日本古来の在来種のアリの姿は見られません。
アルゼンチンアリは、在来種と異なり、地面に穴を掘って巣を作るのではなく、ブロック塀の中や石垣のスキマなどに、また、家の中へも入り込み、穴のような所があれば巣を作ります。夏に、植木鉢などの下の陰にアリが集まっていたら、アルゼンチンアリではないかと疑って下さい。・・・この時には既に手遅れで、周辺はアルゼンチンアリに占領されていて、お手上げ状態です。
種蒔きの途中でもアルゼンチンアリの行列を見つけましたが、その都度、アリ用の殺虫剤を散布しています。
しかし、アルゼンチンアリの物凄い繁殖力には負けてしまいます。
家の中へも入りこんで住み着きますので、ベッドや布団の中を走り回られないように、くれぐれもご注意下さい。
夏の間は、庭で、日本の在来種のアリが越冬用の食料のミミズの死骸を引っ張っていくのを見掛けていましたが、アルゼンチンアリに占領されてからは見掛けなくなりました。
アルゼンチンアリの繁殖力は強烈ですから、日本中が乗っ取られることでしょう。
2018年10月14日 発芽を4本ほど確認しました
種蒔きから5日目です。
昨日、芽が出ているような気がしましたが、間違ったことを書くと、米国のトランプ大統領にフェイクニュースだと馬鹿にされそうなので、今日の午後、間違いないことを確認して写真を撮りました。
種蒔きした範囲の中で、4本を見つけました。
小石が混ざっているように見えますが、色々な物が混ざっています。
もともとは真砂土でしたが、生ゴミを腐らせて混ぜ込んだり、園芸店で買ってきた鉢植用の土(使い古したもの)を混ぜ込んだり、広葉樹の生垣の葉を腐らせて混ぜ込んだりしています。
球根の植え付けの時などに掘っていると、鶏の骨や、アサリ貝の貝殻、落花生の殻などが出てきますよ。
2018年10月15日 あちらこちらから芽が出てきました
今日の午後は、「サポナリア・バッカリア(道灌草)」を種蒔きした傍に球根の植え付けをし、夕方、発芽の様子を見てみました。
あちらこちらから芽が出ていました。
1ヶ所に3粒蒔いた所からは3本発芽した所もありました。
葉は、「サポナリア・バッカリア(道灌草)」の特徴である葉脈が見えています。
2018年10月18日 順調に発芽しています
予想した以上の発芽率で順調に芽が出ています。
日本に合った品種でしょうね。
種蒔きの時ですが、初めのうちは一つの穴に2~3粒ずつ蒔いていましたが、予め決めた場所の穴では不足したことと、途中から面倒臭くなったので指で適当に摘まんで蒔いた所は、下の写真のように、1ケ所から10本も芽が出ていました。・・・間引くことになりますが、モッタイナイ!!!
もう少ししたら、根が絡み合わないうちに間引きしますよ。
2018年10月24日 種蒔きしてから2週間
種苗メーカーの種子の発芽率は60%~70%と書かれていますが、このピンクの「サポナリア・バッカリア(道灌草)」の発芽率は、贔屓目で見れば90%を越えているのではないかと思います。
穴を明けて蒔いた箇所で、1本しか発芽していない所は2ケ所くらいで、その他は2~3本以上が芽を出しています。
「サポナリア・バッカリア(道灌草)」は移植を嫌いますので、出来るだけ間引いて捨てることを減らすようにしたいものです。
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