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HDDやUSBメモリ内のファイルを完全に削除する(完全に読み出せなくする)

巷では、情報漏洩が大問題になっていますが、我々の身近な所でも情報漏洩の危険性があります。

例えば、パソコンを使用されている方で、パソコンを廃棄する時や、USBメモリを廃棄する時などは、どのような対策を講じておられますか?

何も対策をせずに廃却すると、パソコン内のハードディスク(HDD)や、USBメモリに保存していた大事なファイルや㊙のファイルを取り出されて、これらのファイルは裏ルートで流れ、ファイルが一人歩きしてしまい、大事な個人情報が漏れてしまうことになります。

HDDをフォーマット、さらにパーティションを削除して、中のデータが消滅するのか?のページで、中途半端にはなりましたがテストをしています。

【注意】HDDをフォーマット、さらにパーティションを削除したら、中のデータは完全に消滅するか?
不要になったパソコンを廃棄する場合、また、パソコンに組み込まれていたハードディスク(HDD)を廃棄する場合に、ハードディスクに書き込まれていたデータを抜き取られて、個人情報など、大事な情報が流出してしまうことが後を絶ちません。 不要になった...

パソコンにはゴミ箱があり、不要なファイルはゴミ箱に入れて削除。
このゴミ箱を空にすれば、パソコンのシステム上からは見えないので一安心。と思ったら大間違い。

私も時々、ゴミ箱を空にして慌てることがありますが、その時は「救出フェニックス」(SOURCENEXT発売)を使用して、ファイルを取り戻しています。・・・ゴミ箱を空にしたくらいでは、簡単に目的のファイルを取り出すことができます。(但し、ゴミ箱へ入れたファイルが書き込まれていた場所へ、新たなファイルが書き込まれたら無理です。)

このように、ゴミ箱を空にした後のハードディスク(HDD)や、USBメモリのファイルの痕跡を復元(取り出し)出来なくするためのソフトウエアの紹介と、そのソフトウエアを使用したテストの様子を紹介しておきます。

使用するソフトウエア

1.使用するソフトウエアは、「ディスク消去ユーティリティ(つぢ製作所)」。
フリーソフトの上、インストール不要で、Zipファイルを解凍して生成された「DiskEraseUtil.exe」を起動すれば使用できます。
SC20151230-151611-00

テストの準備・・・テスト1テスト2テスト3とも同様

2.テスト用として2TB HDDに小さいパーティションを確保して使おうと思ったのですが、「ディスク消去ユーティリティ」は、パーティション単位での処理が出来ず、HDD全体が対象になり、2TB を処理するとなると途方もない時間が必要なため、デジタルカメラで使う「8GB CFカード」を使ってテストすることにしました。
P20151231-P1000521

下図の、「テスト用 E:」で、「7.47GB」です。
SC20151230-181336-00

3.「テスト用 E:」に、10個のテスト用のファイルを入れました。
3通りのテストごとにパーティションを確保した後にファイルを入れます。
SC20151230-154008-00

テスト1.ゼロライト

メディア全体にゼロを書き込む

11.「DiskEraseUtil.exe」を起動する。
SC20151230-182503-00

12.「テスト用 E:」=「ディスク 3(リムーバブルメディア)[E:]」を選択し、「消去方式」は「ゼロライト」のままで、「消去」ボタンをクリックする。
SC20151230-182643-00

13.確認画面が表示されるので、間違いなければ「確認キーワード」に「ERASE」と入力して、「OK」ボタンをクリックする。消去すると、データは元に戻らないので、「ドライブ」を間違っていないか再確認のこと。
SC20151230-182721-00

14.消去が始まりましたが、「ディスク 3(リムーバブルメディア)[E:]」のスペース全て(7.47GB)へ「ゼロ」を書き込むので、時間は30分くらいは掛かります。
SC20151230-183148-00

15.処理が完了。
OK」をクリックする。
SC20151230-185812-00

16.「終了」をクリックして終わり。
SC20151230-185837-00

17.Explorerで「テスト用 E:」の中を覗いてみようとしたら、フォーマットを促す画面が表示されました。
SC20151230-190314-00

18.「キャンセル」をクリックしたら、下図の画面が・・・
SC20151230-190522-00

19.「コントロールパネル」-「デスクの管理」を開いて見たら、「ボリューム」は「テスト用 E:」から「E:」に、「ファイルシステム」は「NTFS」から「RAW」へ変わっていました。
SC20151230-191224-00

20.「ファイルシステム」が「RAW」では「救出フェニックス」でも「E:」の中を見ることはできないのだろうとは思ったのですが、ものは試しで、「救出フェニックス」で「E:」の中を覗いてみます。
SC20151231-053953-00

21.「E:」を選択して「高速復元」をクリックしたら、「有効なボリュームでないか、重要データ構成が致命的に破損しています。」と表示されました。
SC20151231-054020-00

22.下の図をご覧下さい。
これは、「Acronis Disk Director 12」の「ディスク管理」-「ディスクの編集」で開いた画面「Acronis ディスク エディタ」です。
メディア全体に「ゼロ」を書き込んだので、全てが「00」になっています。—> HDDなどの、「RAW」になってしまったファイルシステムを「NTFS」に戻す を参照。
SC20151231-070953-00

23.通常の場合は、この状態ならメディアを廃棄しても、ほぼ大丈夫でしょう。

話は横道にそれますが・・・

しかし、今回のテストについては、「ファイルシステム」が「RAW」になったままの「8GB CFカード」は、「テスト2」、「テスト3」に使うことが出来ません。

ここで、「ファイルシステム」が「RAW」になった「8GB CFカード」を「NTFS」に戻すことをやってみました。
—> HDDなどの、「RAW」になってしまったファイルシステムを「NTFS」に戻すをご覧下さい。

HDDなどの、「RAW」になってしまったファイルシステムを「NTFS」に戻す
HDDやUSBメモリなどのメディアを捨てる時の、情報漏洩防止策として、HDDやUSBメモリ内のファイルを完全に削除(読み出せなく)するテストを実施している時、テストは成功したものの、テストに使用していたメディア「8GB CFカード」の「ファ...

成功したら、「テスト2」、「テスト3」へ進みます。

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HDDやUSBメモリ内のファイルを完全に削除する(完全に読み出せなくする)
巷では、情報漏洩が大問題になっていますが、我々の身近な所でも情報漏洩の危険性があります。 例えば、パソコンを使用されている方で、パソコンを廃棄する時や、USBメモリを廃棄する時などは、どのような対策を講じておられますか? 何も対策をせずに廃...