皆さんは、下の方に掲載した写真の品物を見たことはありますか?
高齢者~後期高齢者に仲間入りされた年齢の方は、所有されていて、使用されていたかもしれません。
掲載している写真の品物は、本サイトの田舎村の隠し財産(3)カメラで紹介しているもので、2016年3月5日現在、手元に残っています。・・・破砕ゴミとして捨てる寸前。
手元に残っている8ミリフィルムの撮影機と映写機
これは、8ミリフィルムの撮影機 FUJICA Single-8 Z700 です。
Z700 の発売は1972年ですから40年以上も前のものです。
Z700の前は、 FUJICA Single-8 P300 (1967年発売)を使用していました。
フィルムがあれば、撮れると思います。
これは、8ミリフィルムの映写機 FUJICA SCOPE M30 です。
ランプとベルトの予備はあったと思いますが、スイッチが接触不良のため、20年以上は使用していません。
撮影済みの8ミリフィルム
FUJICA Single-8 P300 と FUJICA Single-8 Z700 で撮影したフィルムはタイトルを付けたり、切り貼り編集したものが、直径15cmのリールに巻かれていて、約20本くらいあります。
今から10年以上前のことになりますが、ハンディ型のビデオカメラを使っていた頃、8ミリフィルムをビデオテープへ変換しようと思って、映写機からミラーへ投影し、そのミラーの映像をビデオカメラで撮影する器具を購入してトライしましたが、ヒデオカメラのオートフォーカスや、映写機とビデオカメラの操作に阻害されて失敗。
その後、8ミリフィルムをビデオテープに変換する業者が現れましたが、値段の高さに腰が抜けてしまい、そのまま棚の上で眠っていました。
8ミリフィルムを、ダビングスタジオでDVDに変換する
2015年11月でしたが、NHKテレビ「ドキュメント72時間 街角のダビング店 よみがえる映像」で放送されたダビングスタジオ東京池袋本店の様子を見て、変換を依頼してみようと思ったのですが、他のことに手を取られてしまい放置したままでした。
先般、8ミリフィルムをDVDに変換することを改めて思い立ち、ダビングスタジオの8ミリフィルムからDVDへダビングへ依頼することにしました。
2016年3月2日 見積依頼、8ミリフィルム発送
息子たちが生まれた時ですから46年前の8ミリフィルムを3本だけ試しに変換してみることにしました。
8ミリフィルムの送り先等の連絡がきたので、現品を宅急便で発送。
2016年3月3日 代金を支払い
送った8ミリフィルムの状態は良好とのこと。
指定された方法で代金を支払い。
2016年3月8日 変換したDVDが到着
3月8日に3本分の変換済みDVDと、元の8ミリフィルムが到着しました。
早速開梱してDVDをブルーレイレコーダーにセットして、テレビで見ました。
タイトルに「1970」の文字が現れ、1970年、すなわち、46年前の8ミリの映像が現れました。
(上の画像は、テレビではスクリーンショットが不可能なため、パソコンで表示したもの)
46年前と言えば息子が生まれた年であり、我が家を新築して1年も経っていない頃。
我が家は造成地で3軒目に建てたので周りには家が無く、広々とした高級住宅地なみに見えます。
先ずはDVD変換の出来栄えを見るので、早送りでの確認でしたが、懐かしく見ることが出来ました。
昔、映写機で大きなスクリーンへ投影していた時のようなチラチラした画面でなく、スムーズ。
テレビは26インチですが、問題なく見れます。
想像していた以上の品質です。
なお、棚には、20本くらいの8ミリフィルムが残っていますので、順次整理して、2回くらいに分けて変換を依頼したいと思います。
(なにしろ減少することしか考えられていない年金生活ですから、僅かな小遣いからのヤリクリ。一度に全部は無理です。)