私がパソコンなるものを初めて購入したのは PC-6001 。
岐阜県の工場に勤務していた 1981年(昭和56年)12月に購入しました。
購入した頃は、パソコン関係の月刊誌には、BASICとマシン語を使ったプログラムが掲載されていて、私も、PC-6001 の N60-BASIC を勉強し、月刊誌のプログラムを見ながら入力して楽しんでいました。
1982年(昭和57年)には岩国の工場へ戻り、持ち帰った PC-6001 はゲーム機と化し、近所の子供たちが毎日のように我が家へ遊びに来て、一時期はゲームセンターのようになっていました。
ASCII社からはゲームのプログラムが発売され、そのうちの幾つかは購入しましたが、なにしろ高価(1本が\4500はしたような記憶があります)なため、月刊誌に掲載されたプログラムを片っ端から入力していました。・・・ASCII社のPC-6001用のゲームのプログラムが入ったテープは捨てずに残っています。
プログラムを入力したり働かせているうちに欲しくなったのはプリンター。
プリンターは高嶺の花でしたが、スター精密株式会社からPC-6001専用の「GP-80P」が発売され、発売された当初に購入しました、
「GP-80P」を購入したのは資料が残っていないので定かではありませんが、1982年(昭和57年)頃だったのかなあ?と思っています。
価格は、\50,000は超えていたような気がします。
今、頭の中に残っているのは、印字する時、ヘッドが右に動くときにスプリングが伸びていき、改行の時はスプリングで引っ張られたヘッドが思い切りよく左端に戻り、プリンター全体がグラグラと動いていたように思います。
この「GP-80P」は、 PC-6001 の次に購入した PC-8801mkⅡ でも使っていました。
PC-6001用プリンター 「スター精密 GP-80」 のオマケの時計
話が最初から横道にそれてしまいましたが本題に移ります。
上の写真の時計には、スター精密株式会社のマークがありますが、これは、 PC-6001 用として購入したプリンター「GP-80P」のメーカーです。
この時計は、「GP-80P」を購入した時に、オマケとして貰ったものです。
「GP-80P」を購入したのは1982年(昭和57年)頃ですから、今から約35年前のことになりますが、この時から本日(2017年2月25日)まで、故障もせずに働き続けています。
電池は単3で、遅れがひどくなったことに気が付いた時に交換していますが、電池を交換すると長期間(忘れてしまうくらいの期間です)、僅かな遅れ進みで働いています。
この時計も長寿命の壁掛け時計と同様に、私と寿命競争をすることになりますね。
2017年2月13日現在の働きっぷりを動画にとっておきました
2017年2月13日現在の働きっぷりを動画にとっておきました。
PC-6001用プリンター 「スター精密 GP-80」 のオマケの時計