旅行代金が安くても、11月のヴェネツィアはお勧めできません

高潮 (Acqua Alta)で水浸しのため、ゴンドラに乗ることができなかった水の都、ヴェネツィアの、サンマルコ広場、ゴンドラ、サンマルコ寺院、ドゥカーレ宮殿の様子をご覧下さい。
2002年11月18日は、4年半ぶりに潮位が大上昇する日。
とは全く知らず、私たちは、その2日前の11月16日がヴェネツィア(Venezia)観光でした。
リベルタ橋を渡り始めると憧れのヴェネチアの建物が目に入ってくる。バスを降りて、サン・マルコ広場(Piazza San Marco)へ向かう船の待合所へ。
ここまでは良かったのですが・・・???何やら様子が???変???
船から下りてくる観光客全員が長靴を履いている・・・?
話を聞くと、サン・マルコ広場(Piazza San Marco)周辺は潮位が上昇して水浸しとのこと。
なかには、サン・マルコ広場までは船で行ったが、下船できなかったグループもあり、そのまま引き返してきたとか・・・
船着場は日本語が乱れ飛び、ワイワイガヤガヤとスズメ蜂の巣を突付いたような大騒ぎ。
日本から、こんなに多くのスズメ蜂が来ていたのかと、改めてビックリしました。
私達が行く時間は、引き潮の時で、なんとか下船できるだろうと添乗員さんの言葉を頼りに、船でサン・マルコ広場へ。
到着してみたら、桟橋周辺は水浸し。
桟橋から、ホップ・ステップ・ジャンプで水の無い所へ。
自信はあったのですが、靴の中は浸水。
観光客でごった返す仮設の通路を通ってサン・マルコ広場へ。なんと、サン・マルコ広場も水浸し!!!
まさか、出発前に「長靴」の準備までは思い付きませんよね。街の狭い路地を、ぶらりブラリと歩いてみたかったですが・・・・もちろんゴンドラ乗り場も水浸し。乗れませんでした。
しかし、めったに出会えない経験。また、いつの日か、行ってみたいものです。
嫌な予感・・・的中しました
今日はゴンドラに乗って、優雅な気分で運河めぐり。
期待してホテルを出発したものの、本土側からヴェネツィア(ベネチア) へ渡る頃には嫌な予感がする天気。
我々より先に渡っていたグループは、暗い表情で船から降りてきました。
皆さんは口々に「長靴が必要ですよ!」と。
意味が判らないまま我々のグループもチャーター船に乗船。
少し波があるのと、船が小さいので、窓の外は波しぶき。
ヴェネツィア(ベネチア)へ到着しましたが、船の周りは水、水、水。
なんとかヴェネツィア(ベネチア)へ上陸しましたが・・・
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