
高潮(アクアアルタ)で水浸しのヴェネツィア(ベネチア)。潮位上昇の警報のサイレンが鳴る中、サンマルコ寺院、ドゥカーレ宮殿、溜息の橋、大鐘楼などを簡単に見て回りました。
予約してあったゴンドラには乗れませんでしたし、ゴンドラの代金の払い戻しはなく、「踏んだり、蹴ったり」ではなく「踏まれたり、蹴られたり」でした。
ヴェネツィア(Venezia)といえばゴンドラ(Gondola)ですよね。
これも楽しみにしていましたが、幸運の神様が、悪運の神様に負けてしまいました。
ヴェネツィア(Venezia)へ渡った日は4年半ぶりの超高潮(Acqua Alta)の日の前日とのこと。
ゴンドラ(Gondola)に乗れるどころか、サン・マルコ広場(Piazza San Marco)前の桟橋付近も水浸しになっていて、なんとか下船は出来ましたが、靴の中にも浸水しました。
夕食もヴェネツィア(Venezia)のレストランでの予定ですし、自由時間もたっぷりあるし、夜遅くホテルへ帰る予定だから、あちらこちらをブラブラ歩いて・・・と、思っていたら、大間違い。
夕方の日暮れが早いですから、少し薄暗くなったなと思った頃、頭上で猛烈なサイレン音。
何のサイレンかなあと話しながら歩いていたら、店内に入り込んだ水の後始末をしている店員さんが、「今から満ち潮で、潮位が上昇するとの警報のサイレン」だと教えてくれました。
ゴンドラ(Gondola)に乗るどころではなし。ヴェネツィア(Venezia)のレストランでの夕食どころではなし。
サン・マルコ広場(Piazza San Marco)前の桟橋付近のごった返した中をかいくぐり、大急ぎで本土側のホテルへ引き上げました。
夕食場所は急遽予定変更になり、本土側へ戻ってからホテルへの道中のレストランで。
予定が大幅に変更になりましたが、これも非常に貴重な経験になりました。
しかし、貴重な経験をしたとはいえ、ゴンドラ(Gondola)に乗れなかったのは残念無念ですよ。
ゴンドラ(Gondola)の料金は目玉が飛び出るほど高いですから・・・
ツアーの料金にはゴンドラ(Gondola)の料金が含まれていましたが、乗れなかったゴンドラ料金の返却はありません。
高潮は天変地変の一つになるのでしょうかね?
どこが儲けたのでしょうかね?
水浸しのヴェネツィアの様子は、別ページに纏めてあります。
水の都ヴェネチアは水浸しのページをご覧下さい。
