皆さん、パソコンの健康診断をしましょう!!!
健康診断はパソコンが昇天してからでは実施することはできませんし、手遅れです。
パソコンは前ぶれもなく突然に、と言うよりは、前ぶれに気がつかないうちに故障してしまうことが多いのではないでしょうか?
健康診断したからと言っても故障しなくなるわけではありません。
しかし、定期的に健康診断を実施して、早めに異変に気づいて早目に手を打てばダメージも小さいものです。
パソコンの故障でも、パーツなどのハード的な物の場合は殆どが部品交換ですみますが、データを記録するハードディスクの場合はデータの取出しが不可能な場合が多く、ダメージが大きくて再起不可能な状態にもなります。
ここでは、GARAKUTAポンコツパソコン(OSは、Windows 7)の主としてハードディスクの健康診断に使っているフリーソフトを紹介しておきます。
使用方法については沢山の方がネットで公開されていますので、ここでは省略します。検索サイトを利用してお探し下さい。
CPU-Z ・・・ パソコンの仕様を表示
このソフトウエアはパソコンに組込まれているCPUやメモリなどの仕様を表示するもので、健康診断用ではありませんが、自分のパソコンの仕様を確認するのに便利です。
この図は2011/02/01現在のGARAKUTAポンコツパソコンです。
CrystalDiskInfo ・・・ HDDの健康診断
HDDの健康診断用です。
GARAKUTAポンコツパソコンに組み込んである一番新しいHDDの2011/02/01の状態です。
上図を拡大してご覧下さい。
Western Digital社の2TBのHDDで、電源投入回数は44回、使用時間は772時間。新品同様と言っても過言ではないと自慢できるものです。
しかし、健康状態は注意。注意としての内容に、回復不可能セクタ数があるのには非常に気になります。
HDDの不良で思い出すのは会社の現役の頃ですから12~3年前のことですが、会社の仕事で使っていたパッカードベルNECのパソコンが次々と故障。
故障状況は、パソコンを起動したら「チェックディスク」が始まり、使用不可能なセクタは日増しに増加。ソフトウエアは起動しなくなり、データも読み出せない。
NEC直系のメンテナンス会社へ連絡して調査させた結果、「会社の傍に空港があり、強力な電波が出ているためHDDのデータが読めなくなる。」の回答。・・・「???」
空港内では数多くのパソコンが使用されているし、誰が考えても納得できない回答内容なので、NECの上層部へクレーム。
徹底的な調査の結果、「あるロットのHDDについて、データを記録する磁性体が剥がれることが判った」との回答を得ました。
そのHDDはパッカードベルNECのパソコンだけでなく、「一般に市販しているPC98-NXにも組み込まれていて、一般の方も購入されている」とのこと。
市販されているパソコンは関係ないので、会社で使用していたパッカードベルNECパソコンの該当ロットのHDDは全て交換させました。
前置きが長くなりましたが、その時のHDDのメーカーはWestern Digital社だったと思うのですが。
上図の状況から見ると、12~3年前と同じようなことが懸念されます。
なお、ついでですが、約150台近く使っていたNEC系のパソコンは、他のメーカーのものに入れ替えました。
CrystalDiskMark ・・・ HDDの健康診断
HDDの健康診断用です。
HDDの読み(Read)書き(Write)を速度をテストします。
テスト結果は画面を保存しておくなりして、再テストした時の結果と比較してみて下さい。
遅くなったら要注意です。