【重要】旅行傷害保険をお忘れなく・・・バスの中で事故発生
この旅行の途中の出来事ですが、ピサからの帰り道、バスがフィレンツェの街に入って、駅前の工事中の所をゆっくり、ゆっくりと走っている時、バスがグラリと揺れて、棚の荷物が落ちそうに・・・・
私より3つ前の座席に座っていた若い娘さんが立ち上がって、両手を挙げて(どこも持たずにバンザイ状態)荷物を押し込もうとしたのが運の尽き。
アッと思った瞬間、娘さんが目の前から消え失せました!!!
娘さんは、バス中央の昇降口へ、頭の方からまっ逆さまに。
娘さんは背が低かったので足すら見えない。
大声で一番前の添乗員さんへ連絡して、バスは緊急停車。
ヨーロッパの観光バスは背が高いので、中央の昇降口は45°以上の傾斜ではないかと思います。
頭の方から落ち込んだら、自分では絶対に這い上がれませんよ。
すぐに、添乗員さんと運転手さんが来て、娘さんを引張り上げて、救急車を手配。
これからが大事なことですが、その娘さんは海外旅行傷害保険の証書を身に付けていない。・・・多分、海外旅行傷害保険に入っていないとしか思えませんでした。
まあ、この時は、添乗員さんの機転で、なんとかなりましたが・・・。
添乗員さんは、娘さんに付き添って病院へ。
バスに残った一行は、イタリアのガイドさんの案内で、夕食のレストランへ。
皆様、海外旅行だけでなく、国内旅行も同じですが、
1.バスが走っている時は、絶対に座席を立たないようにしましょう。
落ちてくる荷物は落とせばいいですよ。
背の高いバスは、揺れも大きいです。
2.旅行中は何時、何が起きるか予測はつきません。
海外旅行傷害保険の証書は、パスポートと一緒に肌身離さずに持っておきましょう。
但し、パスポートと一緒にスリに取られないように。
あの時は、本当に勉強になりました。また、添乗員さんのご苦労もよく判りました。
皆さん(私も含めて)、添乗員さんの言われることを良く聞いて、ムダな手数を掛けないようにしましょう。
なお、海外旅行傷害保険については、私は航空機寄託手荷物遅延の補償付きをお奨めします。
その理由は、本サイト内のあちらこちらに書いていますが、ブリティッシュ エアウェイズ(British Airways)のナイトキットを参考のためにご覧下さい。
クレジットカードに無料サービスで付帯している保険では、荷物の遅れは補償してくれません。

お知らせ


阪急交通社福岡添乗員の吉田さん、有難う御座いました。