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😀 週刊ロビ Robi (DeAGOSTINI) の組立 (9/15) 第41号~第45号 マイコンボードとケーブルが焼損

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第44号 (2015/01/20号) 左足首(縦回転)サーボの書き込みと左腕の動作テスト
マイコンボードの左腕ケーブル接続部から発煙、異臭発生・・・マイコンボードとケーブルが焼損

第43号のID17のサーボモータに不具合があるため、代替品が到着するまでの間、本号(第44号)に付属のモータを借用することにする。
このため、本号の組立作業は、代替品のモータが到着後に実施することにし、左腕の動作テストを先に実施する。

左腕の動作テストをする

第44号の「左腕の動作テスト」で、大きな音と共に、マイコンボードの左腕ケーブルの接続部分から煙がもくもく。 部屋の中は異臭。
皆さん、動作テストの実施は、十分にご注意を!

動作テストの前に分解して、サーボモータだけを数珠つなぎにして、動作テストを行い、OKなら再組立てして、もう一度動作テストをするほうが少しは安心できると思います。
しかし、上記のようなことには効果はないでしょうね。

バチッ」と大きな音がして「バッテリー付近(?)から煙がもくもく」、おまけに、「焦げたような異臭

またまた問題発生
右腕をマイコンボードに接続して、バッテリーを接続したら、「バチッ」と大きな音がして「バッテリー付近(?)から煙がもくもく」。 おまけに、「焦げたような異臭」。
慌ててバッテリのケーブルを抜きました。
一瞬頭をよぎったのはボーイングB787のバッテリの事故
バッテリを触ってみましたが温度は上がっていないので、煙はバッテリから出たのではないような気がします。
モーター回路の配線がどこかでショートしているのかもしれません。
マイコンボードがお陀仏になっていなければよいのですが・・・
いづれにしても何かがご臨終のような気がしますので、腰を据えて分解点検をすることにします。

マイコンボードの左腕ケーブルの接続部分と、ケーブルが黒焦げ

1月9日、マイコンボードモーター接続部分を見たら、黒焦げ状態。

煙が出たのは、モーター接続部分だったんですね。

黒焦げ部分を拡大しておきます。

ピンが2本ほど曲がっていますが、熱により樹脂が溶けたのかもしれません。
また、ピンには黒いゴムのようなものが付いていますが、これは、ケーブルの接続部分に貼ったシールが溶けて、こびりついたものと思います。

ケーブルの接続部分は、ピン2本に対応する部分が溶けて、形が崩れています。

左腕は未だ分解していませんが、今回の事故での被害は、現在のところ、「マイコンボード」と「ケーブル」。左腕を分解したら、他にも不具合パーツがあるかもしれません。

この異常事態の原因は究明出来ていないので、責任の所在はハッキリしませんが、作業を進めるために、とりあえず、マイコンボードケーブルと予備としてのサーボモータを注文することにし、1月10日に第43号第44号第20号のバックナンバーをWebで注文しました。

なお、第20号は「注文受付メール」が来たが、第43号と第44号は「注文受付メール」が来ないので、マイコンボード焼損の件も含めて、1月11日に問合せ。

私は1年中、毎日が日曜日の連休ですが、世の中は1月10~12日は3連休ですね。
バックナンバーが到着するまでには日数が掛かりそうなので、週刊『ロビ 再刊行版』の作業は、暫くの間お休みです。

左腕の分解は少し先延ばしになりますが、この状況から見ると、原因不明の迷宮入りになりそうな予感がします。
原因がハッキリしないと、左腕の再テスト、並びに、今後の右脚、左脚の動作テストも怖いものですね。

1月14日、デアゴスティーニ・ジャパンから連絡あり

①バックナンバー第20号は注文が入っているが、第43号と第44号に関してはご注文の確認がとれていないので、再度Webから注文するようにとのこと。

マイコンボード焼損の件については連絡なし。

マイコンボード焼損の原因はハッキリしないが、とりあえずパーツの確保のために、Webから第43号と第44号のバックナンバーを注文

1月15日、デアゴスティーニ・ジャパンから、サーボモータの代替品と、第20号のバックナンバーが到着

1月15日、デアゴスティーニ・ジャパンからサーボモータの代替品と、第20号のバックナンバーが到着。・・・下記の第44号の組立作業を開始。

デアゴスティーニ・ジャパンへ、到着の連絡と、マイコンボードと左腕のケーブルとの接続部分の焼損について、原因として考えられそうなことを教えてもらうように催促のメール連絡


第20号は、ケーブル焼損のため購入。 2047円(税込)の損失。

1月17日、第43号と第44号のバックナンバーが到着

1月17日、第43号と第44号のバックナンバーが到着。

焼損したパーツの代替品は揃ったが、原因が判らないので、再発が怖くて再動作テストを行う気にはならない。

第43号は、マイコンボード焼損のため購入。 4104円(税込)の損失。
第44号は、サーボモータの予備として購入。
しかしながら、ID20のサーボモータが不良だったため、1月20日に使用した。 2047円(税込)の損失。

1月19日、デアゴスティーニ・ジャパンから連絡あり

連絡内容の概要は


発煙の原因としては、
1:サーボケーブルのコネクター差し込み不足
2:組み立て時のサーボケーブルの挟み込みや損傷
3:サーボモーターのID番号登録間違い

が多く見られる。

破損パーツを新しいものへ交換し、ケーブルの挟み込み等の解消をすれば、
再度発煙するといったことは通常はない。

左腕を分解してパーツの点検、 再組立して動作テスト
ID20のサーボモータは不良品

「肩フレーム」と「サーボモータ」が干渉

デアゴスティーニ・ジャパンからの連絡内容からみると、発煙は作業のミスと言いたいようであるが、原因を究明して責任を明確にするためには、工業試験所(会社の現役の頃にはお世話になったが、今もあるのか?)などに依頼するしかないし、費用の面から、年金生活者には無理だとの結論に達し、再び煙が出ることを覚悟し、清水の舞台から飛び降りたつもりで、左腕を分解して、パーツを確認しながら再組立して、動作テストをしてみることにした。

以下、1月20日に実施。


第43号バックナンバーのマイコンボードと、第20号バックナンバーのケーブルを使って、左腕の動作テスト。
恐る恐るバッテリーを接続したが、ID19、ID20、ID21のサーボモータは全てが全く動かない
発煙、異臭はない

ID19のサーボモータを取り外し。

ID19のサーボモータをテストボードに接続して確認。
ID19の書き込みOK。 動作もOK

ID19のサーボモータは取り外したので、ID20ID21の2つのサーボモータが付いた状態で、マイコンボードに接続して動作テスト。
ID20、ID21のサーボモータは2つとも全く動かない

ID20のサーボモータを取り外し。

ID20のサーボモータをテストボードに接続して確認。
組立前に書き込んで確認した「ID20」が消えている。 動作はしない。
「ID20」を再設定しようと試みたが、何回やっても設定できない。

⑦「ID20」のサーボモータは不良と判定。

「ID20」のサーボモータを、予備品として購入した第44号バックナンバーのものに交換することにした。

一番左が第44号バックナンバーの新品
中央は、右腕と左腕の不良品の2個。

新品のサーボモータに「ID20」を書き込んで、動作確認。
ID20の書き込みOK。 動作もOK

ここから先は分解せずに、「ID21」をテストボードで確認。
ID20の書き込みOK。 動作もOK

「ID21」だけが付いた左腕を新しいマイコンボードに接続して動作確認。
動作OK
発煙、異臭なし

「ID21」が付いた左腕に「ID20」のサーボモータを新しいマイコンボードに接続して動作確認。
動作OK
発煙、異臭なし

「ID21」が付いた左腕に繋がれた「ID20」に、さらに「ID19」を繋いで、数珠つなぎ状態で新しいマイコンボードに接続して動作確認。
動作OK
発煙、異臭なし

⑭「ID20」のモーターを組み込んで、新しいマイコンボードに接続して動作確認したが、「ID20」のモーターが動作しない
分解して、の状態で動作確認したら動作する。
しかし、組付けると動作しない

ケーブルの接続部が接触不良を起こしているのかなと思って、「ID20」のモーターを仮組み(ネジで締めずに手で持って)した状態で動作確認。

動作OK
発煙、異臭なし

この様子からは、急な折り返しが必要なため、ケーブルの接続部が接触不良を起こしていると思われます。

⑮「ID20」のモーターが動作する状態でネジで締め付けて、「ID21」を繋いで、数珠つなぎ状態で新しいマイコンボードに接続して動作確認。

動作OK
発煙、異臭なし。。

⑯肩フレームを組付け後、「ID21」のモーターを繋いで、数珠つなぎ状態で新しいマイコンボードに接続して動作確認。
「ID20」のモーターが動かない

肩フレームを組付けたり、分解したり、何回か確認したが状況は変わらない。

ボディカバー肩フレーム部分を見たら、右腕と同様に、サーボモータとの干渉を確認
肩フレームを右腕と同様にヤスリで修正
修正後に肩フレームを組付けして動作確認・・・OK

ボディカバー「ID21」モーターを仮組して動作確認。・・・OK。

左腕を正式に組立てて動作確認。・・・一応OK。

左腕・・・一応完成

左腕は一応完成したように思えますが、今後、再々度分解することになるのを覚悟しました。


マイコンボード発煙、および、サーボモータ不良の修理後の週刊ロビ(Robi)再刊行版 左腕の動作テスト(2015/01/20)
1月20日時点では動いていますが、分解することになると思います

右腕の再動作確認を実施

右腕と左腕

デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)へ質問

異臭や発煙を感じたらバッテリーケーブルほ抜く」と注意事項が明記されているが、煙が出た場合の対処方法は何号に掲載されているのか?

Web、メールで質問しても梨のつぶて

煙が出たりしてパーツが損傷した場合は、原因究明することなく、バックナンバーを購入して、パーツ交換してみるしか方法はないのか?

サーボをテストする

1月15日に、サーボモータの代替品が到着したので、第44号の組立作業を開始。

IDを書き込み、確認する

サーボに足首テープを貼る

第44号 完了

第45号 (2015/01/27号) 左足首の関節と左足を組み立てる

横回転サーボを取り付ける

縦回転サーボを取り付ける

足首の動作テストをする

マイコンボードは、第44号の動作テストで煙が出たものを使用。
左腕の接続部以外は使用出来そうです。

煙が出なかったので、安心して動作テスト。

左足は、この段階で動作テストですが、非常に有難いこと。

右腕、左腕は腕が組み上がった後に動作テスト。
動作テストの結果は、
右腕はサーボモータの不良。
左腕はマイコンボードから煙。・・・分解して確認したら、サーボモータが不良。
このような状況では、既に組み上がっている右脚の動作テストでは、何が起こるか心配ですね。

左足カバーを取り付ける

第45号 完了

お知らせ

😀 デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)の 週刊ロビ(Robi)の組立 目次
デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)の 週刊ロビ Robiの組立方法を、実際に組み立てた時の写真を使って紹介しています。マイコンボードが焼損して大失敗したことも紹介していますので、皆さんは失敗しないように組み立てて下さい。
😀 週刊ロビ Robi (DeAGOSTINI) の組立 (10/15) 第46号~第50号
デアゴスティーニの「週刊ロビ Robi」の組立。「第46号 左すねの組み立てと右脚の動作テスト」「第47号 左ひざサーボのテストを行い、IDを書き込む」「第48号 左ひざの関節を組み立てる」「第49号 股関節(縦回転)サーボにIDを書き込み、左脚に取り付ける」「第50号 左右の股関節フレームの取付と右股関節の組立」