2015年1月から、KLMオランダ航空 KL867(KLM867) KL868(KLM868)の飛行コースを調べていて、KL867(KLM867)は3つのルートがあることが分かりました。 下記のページで紹介していますのでご覧下さい。
空の上から地上の世界・海外編(4) KLMオランダ航空KL867(KLM867)の飛行コース
ドイツのクリスマスマーケット巡りの旅行の時に往復した、関西空港~オランダのスキポール空港間の飛行機(KLMオランダ航空)KL867(KLM867)、KL868(KLM868)。
往きのKL868(KLM868)は日本海を北上し、ハバロフスクからロシア横断。帰りのKL867(KLM867)はロシアからモンゴルを横切り北京へ。
その後は北朝鮮を迂回し、韓国を横断して関西空港へ。一睡もせずに過ごした機中、Reversi(オセロ)で遊んだ機中、北京上空での夜明けなどをご覧下さい。
このページは、2006年12月のドイツのクリスマスマーケット巡りで往復した、関西空港~オランダ・アムステルダム・スキポール空港間の様子をお届けします。
空の上から地上の世界と言っても、地上を見たら雲ばかり・・・・こんなことも多いですから今回も似たようなもので地上の写真は僅かしかありません。
しかし、往復とも、私にとっては想定の範囲外のことがありましたので、少しだけ詳しく書いて、関連写真も入れておきます。
関西空港~スキポール空港 2006/12/7 KL868(KLM868)
関西空港発 11:50 → スキポール空港着 16:10
所要予定時間 12時間20分
KLMオランダ航空(KLM) KL868(KLM868)便 B777-200型機
ピタッと予定通り定刻の発着でした。
雨が降っていたので見えないだろうと思っていた関西空港。
カメラの準備が間に合わず、空港の端っこだけになりました。
関西空港から海外に出るのは初めてです。
どこから大陸に入るのかと楽しみにしていましたが佐渡島を通ってロシアのハバロフスク(Khabarovsk)方向へ。
成田空港からと同じですね。
関西空港出発2時間25分後。
ハバロフスク(Khabarovsk)が近くなりました。
シベリアの雄大な大地を眺めるのは気分の良いものです。
これまでシベリア上空を飛ぶ時はいつも雪景色でした。
ハムを切った切り口のような白い筋。
いつも不思議に思うのですが、凍った川(河)でしょうか?
上空 10670m からの、とにかく広いシベリアの大地です。
「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」。
我が国の北の大地どころではありません。
プーチンさんも豆粒にしか見えない小さな島くらい返せば男が上がるのに・・・
参考までに、飛行速度は 840Km/h 、外気温は -56℃。
スキポール空港まで残り 7550Km。
(関西空港~スキポール空港間は、9250Km です。)
日本時間の16時26分。
空の上の日没寸前です。
(飛行している地域の時刻表示画面を撮ったつもりでしたがありません。従って飛行中の現地の時刻は不明です。)
地球の自転と逆周りで太陽を追っかけて飛んでいるので、同じ緯度を飛べば太陽が沈むことはない(*)はずですが、緯度が高いところを飛ぶため一旦、空の上の夜になるんですね。
(*)赤道上で地球の自転と同じ速度で飛行したとすると太陽は沈まない理屈ですが、飛行機の速度は地球の自転より遅いので、目的地へ着く前に太陽は沈んでしまいますね。
これは地球の緯度などによっても影響があり、異なりますので、色々な条件で計算してみて下さい。(多分、時差ボケ以上に頭が痛くなりますよ。)
海外編(1)でご紹介しましたが、ロシアのノーヴァヤ・ゼムリャー(Novaya Zemlya)が近づいてきました。
飛んでいるのは北緯70°付近です。
外は暗くて何も見えません。
参考までに、東京は、北緯 約35°です。
モスクワ(Moscow)の北を飛んでいます。
アムステルダム(Amsterdam)も地図に現れています。