棟梁の右腕の肘の異変のために倒産寸前だったGARAKUTA工務店ですが、建築工事を再開する直前の2003年8月現在の作品の状況をご紹介します。
1軒目
1軒目です。
幅は24cm、高さは23cm、奥行は22cm。
2002年8月に完成しました。
家の中には、暖炉、応接セット、勉強用の机、ベットなどが備わっていて、2階へ上がる階段の下には大きなクリスマスツリーがあります。
1階も2階も電燈が点灯しますので、暗くなると雰囲気は十分です。
左の写真では小さくて判りにくいのですが、入り口の上にはドイツの鉄看板が付いています。見えますか?
2002年5月に行ったドイツでは、木組みの家とともに鉄看板にも魅せられてしまい、この家に付けてしまいました。
実物の鉄看板の写真を撮ってきていますので、興味のある方はご覧下さい。
2002年5月の旅行・・・素晴らしいドイツの鉄看板
2006年12月の旅行・・・ローテンブルクの鉄看板
このページをご覧のあなたも、木組みの家を造って、鉄看板を掲げてみませんか?
2軒目
2軒目。
基本的な寸法は第1軒目から全て同じです。
設計図が残っていますので、希望者にはお譲りします。
あなたも作ってみませんか。
3軒目
2002年9月に完成した3軒目。
材料は、桐の板、バルサ、厚手の紙、廃品など。
¥100ショップも度々利用しています。
窓の穴明けは馬力が要ります。おかげで、棟梁は右腕の肘を痛めました。
4軒目は、鍛冶宅ゲルラッハ・シュミーデ(Gerlachschmiede)
旅行社のパンフレットの写真を参考にして作ったものです。ヨーロッパ旅行のパンフレットの殆どに掲載されていますが、残念ながら実物は見る時間がなかったです。
が・・・・・・
2006年12月に、近くのスーパーのドイツのクリスマスマーケット巡り優待旅行に当選し、再びローテンブルクを訪れるチャンスに恵まれて、鍛冶宅ゲルラッハ・シュミーデ(Gerlachschmiede)の実物を見てきました。
旅行社のパンフレットの写真では判らなかったため誤魔化した部分も、バッチリと見てきました。
棟梁が名誉の負傷・・・しかし、新たに3軒分を着工(5、6、7軒目)
GARAKUTA工務店も多量の注文をさばききれず、同時に3棟(5、6、7軒目)の新築工事に着手しましたが、途中で棟梁の右腕の異変に気付いて近くのクリニックへ。
精密診断の結果、右腕の肘の中で小さな血管が切れたのだろう。何かに強く打付けたのか?とのこと。
こぶとり爺さんのようなコブをくっつけたままイタリアへ遊びに行くわけにもいかないので、注射針をブチュッと差し込んで抜いてもらいました。
その時は恥ずかしくて、先生には言えなかったのですが、原因は、建築工事での窓の穴あけ。
これに必要な強烈な力。多分これに間違いないでしょう。
このような訳で、この3棟は10ケ月くらい工事がSTOPしています。
別荘用ミニ
手乗り文鳥ならぬ、手乗りの木組みの家です。
高さは8cm。もちろん屋根も取外せます。
ちょっとした時間のスキマを埋めることと、棟梁の右腕の肘の回復待ちで建築したものです。
別荘用ミニが5軒
別荘用ミニが5軒並びました。
時間の掛かるのは瓦ふきです。
瓦は1枚が7mm角。1枚ずつボンドで接着。工事中は、手がボンドで固まります。たまには、瞬間接着材で手と家がくっつくこともありますよ。
クリスマスを迎える準備
2002年12月。竣工式の終わった10棟にクリスマスの飾付け中です。
飾りも小さいものが必要なので、あちらこちらの店を回って使えそうな物を買ってきて、ハサミで切ったりバラしたり。
\100ショップに利用できるものが沢山ありますね。
雪の中の木組みの家
2003年1月29日は岩国市も僅かながら積雪。
ドイツでも雪が降った時は、こんな感じになるのでしょうか?
ところで、この家には有名なドイツの鉄看板が付いていますが、皆さん見えますか?
お知らせ
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