下手の横好きが唯一の自慢、かつ、蒸気機関車には全くの素人が、安達製作所のNo.0311 C57 一次型のベーシックキットの組立てに挑戦することになりました。
なんとか線路の上を走ることができるのか?
ハンダでメッキされたパーツが、値上がりしている銅の屑とともに溶かされるのか?
我ながら興味深々です。
後向きに走ろうと、横向きに走ろうと関係なし。
物を作っている時の楽しさは自分しか味わえません。
また、細かい手先の作業、考えながらの組立ては、最近流行のボケ防止に最適であり、怪しい薬代に投資する金でキットが買えます。
定年退職者が急増する昨今、毎日が日曜日の暇潰しと、退職金の腐敗防止のためのムダ遣いとして、皆さんも鉄道模型の車両の組立てを始めませんか?
なお、本ページは組立説明ではありません。
進行状況のご紹介程度とし、やったことを簡単に説明するにとどめます。
(4)主台枠と後部台枠の組立 2007/04/16 – 2007/04/23
先ず最初に、No.0207 主台枠の組立から始めようと、パーツを袋から取り出して、打抜きのバリ取り、曲がりの修正を始めました。
サンドペーパーで擦りながら、どのような順番で組立てていけばよいかなと考えていると、主台枠組立冶具が含まれていないことに気が付きました。
2007/04/18、主台枠の組立用冶具キットを追加注文しました。
2007/04/21
主台枠の組立用冶具キットが到着しました。
早速、主台枠の組立を再開。
冶具で主台枠を位置決めして、固定。
2007/04/22
組立説明書や参考資料では、後部台枠を先に組立てておいて、その後、この後部台枠に主台枠をネジ止めするようになっていましたが、後部台枠の側板と上板を合わせた寸法が、冶具を使用して締め付けた主台枠の内側寸法より広いため、後部台枠の製作方法は少し変更しました。
先ず、冶具で位置決めした主台枠へ後部台枠の側板だけをネジ止めしました。
後部台枠の上板の幅を少しずつ削って修正。
後部台枠の組立が完了しました。
後部台枠のハンダ付けは、模型店お奨めのハンダごてと、ステンレス用のフラックスを使いましたが、ハンダごてのこて先が大きすぎることと、フラックスによりハンダが流れすぎるため、ハンダごては80Wでこて先は細くて、出し入れ出来るタイプ。また、ボイラ内にも入り込めるようにヒーター部分の丸いものを追加購入。
ハンダは一昔前に、マイコンキットの組立などで使っていた0.6mmのヤニ入りを使用。
このハンダに変えてから、細かいところも楽になりました。
2007/04/23
組立の完了した後部台枠を主台枠へ組付けました。
2007/04/23
主台枠の前梁を付けました。
(主台枠組立冶具で主台枠の内幅を決めて、前梁を修正)
2007/04/23
押え板に中枠をネジ止めして、主台枠へ仮組み。
この状態で、中枠を主台枠へ仮止め。
2007/04/23
押え板を取り外して、中枠を本付け。
続いて後梁を中枠の上に乗せて、位置きめして組付け。
2007/04/23
エンドビームと押え板をネジ止めしてみました。
主台枠完成 2007/04/23
2007/04/23
第一段階の主台枠が完成しました。
このキットを購入した模型店で、お客さんが製作中の物を見せてもらったのですが、動輪の回転がギクシャク。
心配だったので仮組みして転がしてみました。・・・OKでした。
ブレーキシューはパーツ紛失防止のため最後に開封して取り付けることにします。
主台枠と後部台枠の組付けネジをハンダづけ 2007/04/24
2007/04/24
今後、主台枠と後部台枠を取り外すことはないだろうと思って、ネジの頭をハンダ付けしました。
お知らせ
第一段階の主台枠が完成したといっても土台が出来ただけです。
引き続いて、主台枠に組付ける足回りの製作に進みます。
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