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😀 元祖・田舎村の近況 (4) 2005年 脳梗塞体験記(眼球が動かない動眼神経の障害、軽い脳梗塞で脳味噌が腐る寸前、続いて顔面神経麻痺)

●このページは、前ページからの続きです

2005年12月18日

この冬一番の寒さですね。我が家の庭の積雪量は6cm。

雪道の運転は自信がありますが、今のようなボラ眼では頼りないので、今日の買い物ツアーの運転手は休業します。

今日で19日目ですが、振り返ってみると、手足には全く支障なく、寝込むこともなかったし、車の運転も可能。

また、写真の編集は困難を極めるためホームページの編集は無理としても、メールの送受、このページへの書き込みなど、パソコンが使えるのも有り難いことですね。

私は手遅れでしたが、皆さんは健康管理には十分注意を払って下さい。

2005年12月19日

昨晩は降雪もなく、庭の雪も半分くらいは融けて無くなっています。もちろん道路の雪は消え去りました。

今日は4日目の車の運転。

午前中は買い物の運転手。午後は奥方を病院へ配達して、帰りに、所要時間10分、¥1000也の散髪屋へ。

顔は歪んでいても、せめて頭は正月の支度をしませんと・・・


コーヒーやお茶、食事の時の汁物の飲み方が上手になりましたよ。

口の中に入れるのは少量とし、口の中に入ったら、顔を右に傾けて飲み込む。

これを続けていたら癖になってしまって、治ってからも同じことをするかも知れませんね。


今日はXデー。(現在のところ内緒です。)

2005年12月20日

今日は、昨日に比べて2倍以上の距離を車で走りました。

長い時間、左目をパチパチしなくても眼の痛みがなかったのですが、左目が完全に閉じてくれるようになったわけでもないし・・・?

まさか、左眼の痛みを感じる神経が腐ったのではないですよね????


午後、パソコンの中に収納してある写真を見ていたら、11月12日から28日の間に撮った紅葉・他の写真が整理がされていなくて、ギッシリ溜まり込んでいます。

これらの写真は、このホームページに掲載するつもりでしたが、編集する矢先に目の前が超賑やかになりましたので、そのままにしてあります。

少し写真のサイズ変更など、ホームページ用に加工しようと始めましたが、写真の細かい所を見るのはまだ難しいですね。少し先送りしましょう。

2005年12月21日

今日も昨日に続いて左目の痛みが殆どないので、車を運転して病院へ。

脳神経外科では快方へ向かっているようなので、これまでの薬、副腎皮質ホルモン剤は止めて、ビタミン剤に変更。(副腎皮質ホルモン剤は副作用があるので、あまり使用しない方がよいのですよね。)

左目も閉じるようになっているとのこと。

夜は目が開いてしまうので眼帯を付けるようにとのことでした。

眼科も特に異常なし。

少しずつ良くなっているようです。


ところで、保険(共済ですが)の契約証書を見ていたら、入院の場合は、1日について1万円貰える事になっていますが、今回の脳梗塞は入院することもなく、何か損をしたような気がするし、入院する必要がなかったのは有り難かったし・・・貰っていたら内緒でカメラのレンズが買えたのに・・・

あれこれ考えていますが複雑な気分ですね。

2005年12月22日

昨夜から大雪。今年は12月に3度目の積雪ですね。今朝、我が家の庭を見たら約10cmの積雪。これでも当地では大雪です。

今日は、車で出掛けることは止めます。・・・と思ったのですが、朝から天気も良好。午後には我が家の前の道路の雪も融けたので、出掛けました。

左眼は時々瞬きを補助してやらなければなりませんが、車の運転は免許皆伝ですね。

一昔前、岐阜県関が原の隣町で14年間暮らしましたが、チェーンを付けての会社へ通勤など、懐かしく思い出しています。

社宅の屋根に登って雪降ろししたこともありましたよ。


歪んでしまっている顔の造りですが、今さら顔の整形手術を必要とする歳でもないし、一度は腐りかけた脳の血管も自分で洗浄できたくらいですから、顔の歪みも自分の力で、ある程度までは元に戻るだろうと期待しています。

今日から顔の形を整えるために、顔の体操を始めましょうかね。

2005年12月23日

今日は、今の自分の顔面神経麻痺について、少しでも勉強してみようと、あちらこちらのサイトを廻ってみました。

下記のサイトに解かり易く書かれていました。

http://www.kusuriyasan.org/byoukitoyobou/ganmen-sinkeimahi.htm
http://www.onh.go.jp/ent/page006.html
後遺症について/外科矯正.com【外科矯正に関する情報発信サイト】
矯正歯科の口コミ・医院検索 外科矯正治療情報発信サイト【外科矯正.com】
  • 原因は、ウィルスによるもの、ケガによるもの、腫瘍によるものなど様々であるが、最も多いのは原因不明のもの。
  • 誘因としては、寒冷刺激や、飲酒や過労が引き金になることもあるし、ストレスの関与も見逃せない。
  • 不明の点が多く、しかも前兆がほとんどなく突発的に起こるのが特徴なので、予防はなかなか難しい。
  • 末梢性顔面神経麻痺の70%くらいは完治する。14~15%に軽い麻痺が残り、あとは慢性型に移行するとされている。「確実になおる」治療法はない。
  • 薬による治療としては、ステロイドホルモン剤(副腎皮質ホルモン剤)が細胞代謝を活発にして神経を元気にする働きがあり、最も効果があるとされているが、副作用も強い。糖尿病、胃潰瘍、結核、緑内障などがあれば使用できない。
  • 副腎皮質ホルモン剤の副作用の例
    顔が赤くなる。
    汗をかきやすくなる。
    体温が上がる。
    食欲が増す。
    吹き出物が出やすい。
    生理が不安定になる。
    胃潰瘍が出来やすい。

いろいろと読んでみると、顔の歪みがある程度無くなるのには、長期戦の構えが必要なようですね。のんびり構えることにします。

お知らせ

この2~3日は大きな変化もありませんし、長期戦になりそうな気配です。

この体験日記も、12月24日以降は大きな変化があった時と、日にちの節目のみに追加することにします。

2005年12月24日  口の左側からの水漏れなし 空気漏れも殆どなし 「パピプペポ」の発音もかなり明瞭

今朝、自慢の顔を鏡に写して口を開けてみたら、普通に開けたら、口の歪みは見えません。

但し、歯医者へ行った時のような大口を開けると歪んでいますよ。

寝起きのコーヒーも口から漏れそうなこともなく、ハミガキ時も水漏れなし。

ちなみに、口に空気を含んで吹き出そうとしても、少しは我慢できる力が出てきました。空気漏れも殆ど無くなったのですね。

ここまで来ると口笛ですが、吸う時には音が出るようになりました。

吹き出す時には未だまともな音が出てきません。まあ、最初の頃は「スースー」と、空気が漏れる音しかしませんでしたので上出来ですよ。

「パピプペポ」の発音も、かなり明瞭になってきたようですよ。

今朝で副腎皮質ホルモン剤の服用は終了しました。

2005年12月25日

昨日の朝で副腎皮質ホルモン剤の服用は終了しましたが、強烈な薬ですから、やはり副作用が現れていたのでしょうね。

服用中は湯タンポのタンクが縮まっていたようで、一晩に3~4回トイレに通勤していましたが、昨晩は朝までぐっすりと寝られました。

また、服用中は便秘気味だったのですが、これも治りましたよ。

2005年12月26日  眼帯無しでも左目の痛みは無し  口笛の音がなんとか出る

今日は朝から眼帯を外しても痛くないので、変装はしていません。

ただ、左目からの涙は右目より多く出て、前を見る時は涙が下に下がるので問題ありませんが、庭の草引きなどで下を見る時は涙が眼の中央に来ますので、左目の前が霞むし、涙がポタッと落ちています。

今日は眼帯無しで一日を過ごすことにしました。


愛車が大怪我

せっかく順調に回復していると言うのに、またまたアクシデント。

今日も何時ものように車に奥方を乗せて買い物に出発。

我が家を出て約200m走った所で前を走っていた車が止まったので私も停車しました。

ところが前の車が突然バックしてきて、私の車にドカーーン。

クラクションを2度も鳴らし、私もバックしようとしましたが間に合いませんでした。

バンパーの左前はグシャッ。ボディの左前はペコッ。左側のライトに傷。

11月8日に買い替えて、まだ正味1ケ月間も走っていないし、走行距離は700kmですよ。

正月も修理は間に合いませんね。

なにか知りませんが、「踏んだり蹴ったり」ではなく、「踏まれたり蹴られたり」の12月です。これで、この車も「事故車」の仲間入りですよ。

余談ですが・・・・そう言えば、イタリアのバスの運転手の話ですが、渋滞で停車していたら突然前の車がバックしてきてドカン。前の車を運転していた女性が降りてきて、「私がバックするのに何故あなたのバスが居るのよ!後ろに居るのが悪い!」と怒鳴られたそうです。
イタリアの女性は強いよ!と言っていましたよ。(またまた思い出しました)


小さな音ですが、口笛の音が出るようになりました。

大きな音は無理ですが、少し進歩したようです。

ひょっとすると、私の悪い病気が車にのり移ったのかも知れませんよ。


続:愛車が大怪我

午後、車を当てた方の保険会社「あいおい損保」から電話があり、相手の全面過失を認めた。100%補償。修理時の代車も準備するとのことです。

午前中に書いた上の方には書いていませんが、当てられた時、すぐさま相手の方は保険会社へ連絡し、5分も経たないうちに到着(これが不思議の始まり)。

相手にのみ状況を聞いたり、私の車の破損個所の写真を撮ったり・・・そして、「100:0は無理だ。後は私の方の保険会社との間の話だから、話を進める。」と言って、当てた相手を帰してしまい、自分もさっさと帰ってしまいました。

私の方は保険会社へ事故の連絡をして、車を買った所にも来てもらって、状況を話したら私の方には過失はないはずだとのこと。

相手の保険会社らしき輩は何となく怪しいし、私の方の保険会社へ、相手の保険会社らしき所との交渉を依頼しました。

怪しい保険会社だなと思ったら、やはり怪しかったですよ!

後で近所の人に聞いた話ですが、直ちに飛んできた保険会社らしき人は、「AIU保険会社の代理店」の名刺を持っていましたが、悪名高き評判の悪い代理店。

当てた車は「AIU」でなく、「あいおい損保」に入っていましたので全く関係ない所でした。油断して信用していると、騙されるところでした。

皆さんも騙されないように注意して下さいよ!


後日、近所の人から聞いたのですが、車を当てたのはアルコール中毒であることで有名な人で、当てた直後に来て「酒をくれー」と大声で叫んだとのこと。来た時には酒の匂いがしたとのことでした。

「AIU保険会社の代理店」の人も承知の上で、誤魔化そうと必死だったのです。

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