2005年12月24日 口の左側からの水漏れなし 空気漏れも殆どなし 「パピプペポ」の発音もかなり明瞭
今朝、自慢の顔を鏡に写して口を開けてみたら、普通に開けたら、口の歪みは見えません。
但し、歯医者へ行った時のような大口を開けると歪んでいますよ。
寝起きのコーヒーも口から漏れそうなこともなく、ハミガキ時も水漏れなし。
ちなみに、口に空気を含んで吹き出そうとしても、少しは我慢できる力が出てきました。空気漏れも殆ど無くなったのですね。
ここまで来ると口笛ですが、吸う時には音が出るようになりました。
吹き出す時には未だまともな音が出てきません。まあ、最初の頃は「スースー」と、空気が漏れる音しかしませんでしたので上出来ですよ。
「パピプペポ」の発音も、かなり明瞭になってきたようですよ。
今朝で副腎皮質ホルモン剤の服用は終了しました。
2005年12月25日
昨日の朝で副腎皮質ホルモン剤の服用は終了しましたが、強烈な薬ですから、やはり副作用が現れていたのでしょうね。
服用中は湯タンポのタンクが縮まっていたようで、一晩に3~4回トイレに通勤していましたが、昨晩は朝までぐっすりと寝られました。
また、服用中は便秘気味だったのですが、これも治りましたよ。
2005年12月26日 眼帯無しでも左目の痛みは無し 口笛の音がなんとか出る
今日は朝から眼帯を外しても痛くないので、変装はしていません。
ただ、左目からの涙は右目より多く出て、前を見る時は涙が下に下がるので問題ありませんが、庭の草引きなどで下を見る時は涙が眼の中央に来ますので、左目の前が霞むし、涙がポタッと落ちています。
今日は眼帯無しで一日を過ごすことにしました。
車が大怪我
せっかく順調に回復していると言うのに、またまたアクシデント。
今日も何時ものように車に奥方を乗せて買い物に出発。
我が家を出て約200m走った所で前を走っていた車が止まったので私も停車しました。
ところが前の車が突然バックしてきて、私の車にドカーーン。
クラクションを2度も鳴らし、私もバックしようとしましたが間に合いませんでした。
バンパーの左前はグシャッ。ボディの左前はペコッ。左側のライトに傷。
11月8日に買い替えて、まだ正味1ケ月間も走っていないし、走行距離は700kmですよ。
正月も修理は間に合いませんね。
なにか知りませんが、「踏んだり蹴ったり」ではなく、「踏まれたり蹴られたり」の12月です。これで、この車も「事故車」の仲間入りですよ。
余談ですが・・・・そう言えば、イタリアのバスの運転手の話ですが、渋滞で停車していたら突然前の車がバックしてきてドカン。前の車を運転していた女性が降りてきて、「私がバックするのに何故あなたのバスが居るのよ!後ろに居るのが悪い!」と怒鳴られたそうです。
イタリアの女性は強いよ!と言っていましたよ。(またまた思い出しました)
小さな音ですが、口笛の音が出るようになりました。
大きな音は無理ですが、少し進歩したようです。
ひょっとすると、私の悪い病気が車にのり移ったのかも知れませんよ。
続:車が大怪我
午後、車を当てた方の保険会社「あいおい損保」から電話があり、相手の全面過失を認めた。100%補償。修理時の代車も準備するとのことです。
午前中に書いた上の方には書いていませんが、当てられた時、すぐさま相手の方は保険会社へ連絡し、5分も経たないうちに到着(これが不思議の始まり)。
相手にのみ状況を聞いたり、私の車の破損個所の写真を撮ったり・・・そして、「100:0は無理だ。後は私の方の保険会社との間の話だから、話を進める。」と言って、当てた相手を帰してしまい、自分もさっさと帰ってしまいました。
私の方は保険会社へ事故の連絡をして、車を買った所にも来てもらって、状況を話したら私の方には過失はないはずだとのこと。
相手の保険会社らしき輩は何となく怪しいし、私の方の保険会社へ、相手の保険会社らしき所との交渉を依頼しました。
怪しい保険会社だなと思ったら、やはり怪しかったですよ!
後で近所の人に聞いた話ですが、直ちに飛んできた保険会社らしき人は、「AIU保険会社の代理店」の名刺を持っていましたが、悪名高き評判の悪い代理店。
当てた車は「AIU」でなく、「あいおい損保」に入っていましたので全く関係ない所でした。油断して信用していると、騙されるところでした。
皆さんも騙されないように注意して下さいよ!
後日、近所の人から聞いたのですが、車を当てたのはアルコール中毒であることで有名な人で、当てた直後に来て「酒をくれー」と大声で叫んだとのこと。来た時には酒の匂いがしたとのことでした。
「AIU保険会社の代理店」の人も承知の上で、誤魔化そうと必死だったのです。
2005年12月27日
今朝は口笛で「ドレミファソラシド」が、音は小さいながらも出ます。
今日は歯医者へ。治療中も口からの水漏れなし・・・これもOKです。
左眼は眼帯無しでも痛み無し。但し、涙は出過ぎくらい出ます。
2005年12月28日
今日は国病の診察。
脳神経外科では、口の捻じれが少し残っているし、後一息だ。とのことで、顔面神経麻痺用として、続けて2週間ほどビタミン剤を服用し、無くなったら終了。
また、脳梗塞の方は、念のために血液を固まり難くする薬を1ケ月続けるようにとのことでした。
また、脳梗塞と顔面神経麻痺が同じ時に現れたので迷ったが、お互いの関係は無いと思われるとのことでした。
眼科では眼の傷なども無し。眼帯も薬も不要。
これからは、リハビリのために、左目の瞬きを何度するようにとのことでした。
次回の診察は、1ケ月後。1月25日です。
鏡に自分の顔を写して眺めて見ましたが、チラッと見たくらいでは脳梗塞はもちろん、顔面神経麻痺も判らない顔になりました。
今日も病院で会社のOBと2人ばかり出会いましたが、「お互いに歳取ったなあ・・・」の話に花が咲くようになりました。改めて年寄りの仲間に入っていたことを自覚しましたよ。
2005年12月29日
今年も残り3日になりました。1年が過ぎるのも速いものですね。
また、この1ケ月の過ぎるのが速かったこと!
思ってもみなかった脳梗塞。しかし、倒れて寝込むことなく、眼の動眼神経に支障が出ただけで軽かったことと、眼ですから早く気が付いたことが幸いでした。やはり悪運は健在だったんですね。
顔面神経麻痺の顔の捻じれは、元々の顔が捻じれていましたので気にすることもありませんし、時間が経てば、元よりハンサムな顔になる可能性も秘めていますので、大声では言えませんが、期待もしています。
自分でも不思議なくらい早く回復していると思っていますが、これも、脳梗塞に続けて現れてくれて、早く気づいたのが幸いしたことと思っています。
今日から正月休みの民族大移動が始まりますが、我が家も今日、第一陣が帰省します。困ったことに、関東地方のインフルエンザを土産に。
弱り目に祟り目で寝込むことにならなければよいのですが・・・?
今年は年末の予定外の忙しさで年賀状どころではありませんでした。
当初はパソコンの画面が見れるようになるのか否かも判らなかったし、年賀状を作る気力すら湧きませんでしたね。従って、年賀ハガキも買っていません。
2006年の年賀状は失礼して、正月が過ぎて調子が出たら、「2005年度近況報告書」を出すことにしましょう。
今日はXデーから11日目。(まだ内緒です。)
2006年1月3日
12月29日午後から昨日の夕方までは車の運転手が帰省していましたので助手席専門でした。
左眼の涙は減りましたが、眼から鼻へ向けての涙のトンネルの流れが悪いようですね。
昨日は広島空港から我が家まで約100km、山陽自動車道を経由して運転しましたが、免許皆伝。OKです。
今日は、年賀状を頂いた方へ、年賀状兼近況報告を作成してポストへ入れました。パソコンでの写真の編集も楽に出来るようになりました。
が・・・ノラリクラリしていたためか、脳味噌の中の「根気強さ」は未だ腐ったままのようです。
2006年1月5日 口笛OK 額のシワもOK
昨日は久しぶりに太陽が顔を見せない1日でしたが、遮るもののない私の頭には冷たさが響き渡り、頭が痛くなります。気持ちが悪いので帽子で覆っておきました。
それと、時々、左の耳の奥の方が痛かったですね。
先般紹介したサイトで読んだのですが、顔面神経は耳の後ろだったか?骨の中を通っていて?この神経が膨らむと耳の後ろに激痛・・・と書いてあったと思います。(詳しいことは関連サイトを直接ご覧下さい。)
ひょっとすると夜中に痛くなって、朝起きてみたら顔面倒壊かなと心配しましたが、昨晩は痛みもなく、先ほど顔を鏡に写して確かめましたが、異変は発生していませんでした。
今日はXデーから18日目。・・・今度は、ガム依存症に陥らなければよいのですが・・・・?
ところで今朝は早く病院へ見舞いに行き、ついでに血圧を測ってみたら正常。
これまで書いていませんでしたが、副腎皮質ホルモン剤を服用している間はビックリするくらい高かったのですが・・・副作用なのか?関係があるのか?は判りませんが、血圧も正常に戻りました。
今日から、もう一つの怪我である車のドック入り。
相手の保険会社が準備した同型車のレンタカーで走り回ります。
2006年1月6日 偽装なしの中間報告
病院での診察は25日ですからまだまだ先のこと。今日は自己診断で復旧状況を確認して中間報告にします。・・・私の場合は利益に関係ありませんので、今流行りの「偽装」は一切ありません。
脳梗塞
・ | 左眼の目玉の動きは良好。遅れて動くこともなし。 | 120点 |
・ | 従って、女性を見た時、当初は左右の像が重ならなくて美人とブスの2人に見えていたのが、美人1人だけ見える。 | 180点 |
顔面神経麻痺
・ | 額のシワ | ||
上を睨んだ時、額のシワは左右対称。 | 100点 | ||
・ | 眉の上下差 | ||
約4mm程度、左側が下がっている。 剃って、高さを揃える手もあるが、完治した時に逆に高さの差が出るので、このまま自然回復待ち。 | 90点 | ||
・ | 瞼の垂れ下がり | ||
一時は幕のように垂れ下がっていた左の瞼もバッチリと幕開き。我ながら惚れ惚れするような目元に・・・・ | 110点 | ||
・ | 鼻の向き | ||
左に向いていた鼻は中央を向いて鎮座。 | 100点 | ||
・ | 口の捻じれ | ||
普通の会話では口の捻じれは気がつかないが、大口を開けたら捻じれが目立つ。 | 90点 | ||
・ | 口からの水漏れ | ||
一番飲み難かった缶コーヒーも漏れることなし。 | 100点 | ||
・ | 口からの空気漏れ | ||
口の左側に力が入るようになったので、空気が漏れることはなくなり、口笛も大きな音が出る。口笛の音程もOK。 | 105点 | ||
・ | 左眼の閉じ具合 | ||
完全に閉じる。ウインクもOK。 | 110点 | ||
・ | 左眼の涙 | ||
涙が左眼から溢れて、外に漏れることは殆どなくなった。眼から鼻への連結管の大掃除がほぼ完了したのか? それにしては、左の鼻の穴からの鼻水は増えないが? | 92点 | ||
・ | 発音 | ||
空気の漏れる声はなくなり、喋る言葉は明瞭そのもの。 | 100点 |
1月6日現在での成績は、平均点で99点。すなわち、自分では99%は復旧しているものと思っています。
これもひとえに悪運の神様のおかげ。皆さんも悪運の神様を粗末にしないで、上手に利用して下さい。
なお、1ケ月以上の間、ノラリクラリと過ごしていますので、何をするにも根気がなくなっています。新たに、根気強さを司る脳味噌が腐りかけているのかもしれません。
2006年1月13日
前回、1月6日のの自己診断から1週間が過ぎました。
前回100点未満だったところを再診断。
・ | 眉の上下差 | ||
まだ少し左側が下がっている。 | 90点→93点 | ||
・ | 口の捻じれ | ||
大口を開けたら捻じれが見える。 | 90点→95点 | ||
・ | 左眼の涙 | ||
1日に1~2回、涙が溜まる。 | 92点→97点 |
強いて言えば、本日現在の復旧率は99.4%としておきましょう。
なお、夜寝る前に、時々頭が痛いことがありますが、気持ちの良いものではありません。朝、目が覚めて何事もなかったらヤレヤレの一安心しています。・・・頭の痛いのは、夕飯の時の焼酎の効き目のような気がしますが?
今日の夕方、当てられてドック入りしていた車が退院。
我が身の復旧が間に合いませんでした。