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😀 元祖・田舎村の近況 (12) 2012年 狭心症体験記(思いがけず発見された冠動脈の詰まり・お陀仏を免除)

冠動脈手術後に、金刀比羅宮(ことひらぐう ・ こんぴらさん)の785段の石段に挑戦

😀 金刀比羅宮(ことひらぐう ・ こんぴらさん)
2013年2月8日~9日は、「海辺の豪華リゾートホテルに泊まるミステリーツアー2日間」(阪急交通社)へ参加しました。 行先は、新聞の折り込み広告や、阪急交通社のWebサイトを見て、おおよその見当はついていましたが、バスが出発してから正式の行...

思いがけず発見された冠動脈の詰まり心筋梗塞によるお陀仏を免れました

狭心症(冠動脈の詰まり)治療記

このページは元祖・田舎村の近況の別冊、「思いがけず発見された冠動脈の詰まり、心筋梗塞によるお陀仏を免れました」の悪戦苦闘記です。

😀 元祖・田舎村の近況 (11) 2012年(半年間で4回も入院・9月には倒れて救急車に試乗・年末はノロウイルスでとどめ)
残り少なくなっていく人生。少しは物忘れが多くなりましたが、ボケには至っていません。 残りが少なくなれば少なくなるほど活きが良くなっています。 履歴書というべきか? 過去帳というべきか? 2012年1月1日 熱田神宮へ初詣 残り少なくなってい...

1.意識喪失で救急車で搬送されるまで

胃の内視鏡検査、胆嚢炎、心臓にリスクがあるため手術を止めて薬で治療、意識喪失で救急車で搬送されるまでの経過を書き残しておきます。

胆嚢炎は関係ないように思われる方があると思いますが、手術前の検査で、心臓にリスクありとの診断。このあたりから関係があるなと自己判断しましたので、含めておきます。

狭心症(冠動脈の目詰まり)については、私の場合は全く自覚症状がなかったので、参考にして下さい。

皆さんにも、オバケが潜んでいるかもしれませんよ!

1-1.胆嚢の摘出手術騒動

2012年7月9日 エコー検査の結果、胆嚢に泥状のものが溜まっている

昔から胃弱な私。腹(胃の辺り)と背中が痛いので、7月9日は近くの医院で胃の内視鏡検査。

胃の検査中に、胃の中にプックリと膨れた所があることが判り、胃の外側が怪しいとのことでエコー検査を実施。

検査の結果、胆嚢の中に泥状のもの(石ではありません)が溜まっているようなので、紹介状を持って、今から国立の岩国医療センターへ行くようにとのこと。

2012年7月9日 胆嚢の検査入院を言い渡された

朝から絶食で空腹のまま、自分で車を運転して、15分走って岩国医療センターへ。

岩国医療センターで診察、血液検査CT検査他の検査の結果、やはり胆嚢の中に泥状のものが溜まっており、これが痛みの原因だろう。症状によっては胆嚢の摘出手術になるとのこと。
胆嚢の状況をみるため4日間の絶食が必要であることと、手術の可否、手術の場合の事前検査をするため、このまま直ちに入院するようにとのこと。

突然の入院話。これには困りました。

車は岩国医療センターの駐車場に置いてあり、何日の検査入院になるか判らないし、駐車場は有料ですから多額の駐車料金が・・・

話は全く横道に脱線しますが、少なくても4日間の入院となれば、もう一つ大問題が・・・


飼育しているアゲハの幼虫とカブトムシの世話です。

カブトムシは餌(ゼリー)を追加してやればよいのですが、問題はアゲハの幼虫。

両方とも、我が家のもう一人の住人である、飼育に関しては未経験のオバサンに頼むことにして、入院手続きを済ませ、入院病棟の部屋、ベットに案内された後に、2時間の外出許可を貰って家に帰りました。

外出の申請書に書いた理由は「入院中の生き物の世話の引継ぎ」。さすがに「アゲハの幼虫とカブトムシの世話」とは書けませんでした。・・・が、口頭では看護師さんへ正直に話しましたよ。

帰宅して、アゲハの幼虫とカブトムシの世話の要領をオバサンに説明。

オバサンが病院へ来た時に状況を説明してもらうこと、状況によっては蛹を庭へ出してもらったり、セロテープを使って幼虫を橙の葉へ引越しさせてもらうことと、毎日ケース内の食料(橙の葉)を確認して少なくなったら橙の葉を追加してもらうこと(ケース内の糞掃除は無理)頼みました。

入院中の幼虫などの様子を、留守番役のオバサンに写真を撮っておけと頼んでも無理なようなので、入院前の見納め写真を撮り、入院の支度をして病院へ戻りました。


【参考】入院中の様子は、興味のある方は、下記のページをご覧下さい。

2012年・ナガサキアゲハの飼育(40)2012年7月4日~7月27日

ナガサキアゲハの飼育(40) 想定外の入院のため、留守の間の幼虫の世話を依頼しました
の表示は2012年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。 2012年7月5日 橙の木で幼虫を発見・・・ 橙の木で幼虫を1匹発見。 2012年7月6日 橙の木で幼虫を発見・・・ 橙の木で幼虫を発見・・・ 今年は橙の木は新しい葉が茂っていま

2012年7月10日~18日 胆嚢の検査、摘出手術の場合の事前検査

胆嚢の状況をみるため4日間の絶食。点滴を受けながら、胆嚢摘出手術の場合の事前検査が始まりました。

2012年7月10日 診察、検査

今日の検査は、

  • 脳神経外科診察
  • CT検査
  • 胸部X線検査
  • 心電図検査
  • 呼吸機能検査

2012年7月11日 診察、検査

今日の検査は、

  • 心臓のエコー検査
  • 心電図・・・両手、両足を締め付けて

2012年7月12日 診察、検査

今日の検査は、

  • CT検査・・・心電計を付けて

2012年7月13日 絶食検査は終了

食事開始。

2012年7月14日

血圧が高いため、血圧の薬の服用開始

2012年7月17日 胆嚢には関係ありませんが・・・

4日間の断食の後、7月13日からは流動食から食事が開始されました。

点滴で繋がれているとはいえ、動けるので病棟内を歩き回っていましたが、その時以外はテレビっ子状態。

毎日毎日オスプレイのニュースが流れていました。

皆さんご存知のように、ここ岩国市はオスプレイが荷揚げされる米軍岩国基地で有名な所。
P20120717-P1160803
それにまして、入院している病棟からオスプレイを運搬してきた船が接岸する港辺りが見えます。

但し、基地内の建物が邪魔して陸揚げしているところは見えませんが・・・

しかし、大きなオバケのような運搬船なら迫力のある写真が撮れるだろうと思って、入院中に運搬船が入港することも考えて、カメラを持ってきてもらいました。

広大な米軍岩国基地が良く見えます。

P20120717-P1160804
この写真は上の写真の左の方。

新しい管制塔が見えます。

カメラを持ってきてもらったのですが、オスプレイの運搬船が入港する前に退院してしまいましたので、運搬船は、米軍住宅予定地の愛宕山の傍の住宅地から撮ることにします。


なお、オスプレイについては、下記のページを追加しておきました。

【特別版】米海兵隊岩国航空基地へ MV-22 オスプレイ Osprey 荷揚げ(2012/07/23)

😀 米海兵隊岩国航空基地 MV-22 オスプレイ Osprey 荷揚げ
元祖・田舎村 上の写真は、「写真AC」や「Pixabay」のものを使用しています。 → → 高解像度の写真素材なら【写真AC】 Friendship Day前泊のお奨め・・・岩国市内のホテル紹介 --> 日米親善デー (Friendship...

【特別版】米海兵隊岩国航空基地で MV-22 オスプレイ Osprey 試験飛行

😀 米海兵隊岩国航空基地 MV-22 オスプレイ Osprey 試験飛行
元祖・田舎村 上の写真は、「写真AC」や「Pixabay」のものを使用しています。 → → 高解像度の写真素材なら【写真AC】 Friendship Day前泊のお奨め・・・岩国市内のホテル紹介 --> 日米親善デー (Friendship...

2012年7月18日 検査

今日の検査は、

  • 前腹部のエコー検査
  • 頸動脈のエコー検査

2012年7月19日 検査を終わり、一旦退院

一通りの検査を終わり、胆嚢の状況から、まな板の上に乗って、胆嚢の摘出手術をすることに決まり、切腹手術の予約をして一旦退院しました。

昼前に帰宅しての一番は、アゲハの幼虫とカブトムシへの挨拶です。

みんな元気で頑張っていてくれました。

2012年7月30日 胆嚢の摘出手術のため入院

予定通り本日入院しました。

前回の入院は10日間。毎日時間を持て余し、有り余った(?)エネルギーの使い道は階段を昇り降りするだけ。看護師さんの回診の時には不在のことが多く、悪評だったことと、今回は15日間ですから、暇つぶしのためノートパソコンをレンタルして持参しました。

一応、許可を得て使っています。

今回は、このサイトの掲示板も見ることが出来ますので、不慣れなキーボードを叩きながら返事を書いたりしています。

今日から、手術に備えて、血液サラサラの薬を止めて、血液サラサラ用の点滴に変更。

血液サラサラの薬は中止してから1週間くらいは効果が持続するらしいです。点滴なら止めたら直ちに効果が止まるので、手術の時は、手術の1週間前に切り替えるとのことです。

2012年7月31日

今日は、手術に備えて、

  • 頸動脈の3D CT
  • 胃の内視鏡検査

胃は特別に悪い所はない
十二指腸潰瘍の痕があるが問題なし
胃の粘膜が食道へはみ出しているが手術には関係なし

  • 血液検査・・・ピロリ菌の有無の検査

手術への準備は着々と進んでいましたが、夕方、主治医から面談室へ呼び出しがあり、「本日、カンファレンスがあり、心臓と頸動脈にリスクがあるため、摘出手術はしないで、薬で治療するほうがよいのではないか」とのこと。

どうするか?」とのことになったので、私は「薬で治療します」と返事。

返事の結果、手術をしないことに決定し、血液サラサラの点滴を薬に切替

夕食から胆嚢炎の薬の服用が始まりました。

血液サラサラの薬への切替で問題がないか、2日間様子をみて、8月2日に退院予定。(前回の検査入院の時、同室の患者で、胆嚢の摘出手術をし、血液サラサラの薬に変えたら、脳梗塞で倒れたとのこと。

退院したのかなと思ったら、個室に隔離されていました。薬への切替がうまいこといかなかったのでしょうね。)

2012年8月1日

循環器科と脳神経外科の担当医から説明があり。

  • 心臓は、詳しい検査が必要・・・循環器科
  • 頸動脈は、細くなっているが直ちに治療する必要はない。但し、1年とか2年とかの周期の検査は必要・・・脳神経外科

2012年8月2日

ピロリ菌は検出されなかったことの報告を受け、第2審棄却で、夕方、我が家へ戻ってきました。

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